センプレのスケジュール:  2025年  6/14 第21回ギター合奏フェスティバル 11/16 小暮浩史ギターリサイタル」

2010年07月25日

谷辺昌央ギターリサイタル

谷辺昌央ギターリサイタルひとつひとつの音を紡ぎ出す指の動きに細心の注意を払う。旋律の動きに身体全体がついていく。音楽の進むままに左手が滑り、右手が踊る。谷辺さんの演奏はそういう感じです。ギターを弾くことは手や指を使うことだけではなく、それよりも大切なことは耳を使うこと。谷辺さんはそう言います。
24日、白鷹町のあゆーむで行われたsempre第19回演奏会にはたくさんのギター愛好家がお越しくださいました。ご来場の約60名の皆さま本当にありがとうございました。お話ししたすべての方が満足された様子で、これは主催側にとってたいへんうれしいことでした。
プログラムは:大半が少しなじみの薄い現代の音楽です。まずいきなりブローウェルの「舞踏礼讃」。続いてバリオスのワルツ3番、舟歌、もうひとつワルツ4番です。前半最後はピアソラの小品5つ。休憩のあと最初の曲はクレンジャンスの「最後の日の夜明けに」、死刑執行の日の夜明けから執行までの心の動きを表現しています。タレガの「アルハンブラ宮殿の想い出」、噴水の水の動きが感じられました。ヒナステラの「ギターソナタ 作品47」。拍手に答えてアンコールはライスの「もしも彼女が訊いたなら」とてもかわいい感じの小品です。2曲目はディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」でした。
谷辺さんに指摘されて調べたところ、会場のAYu:Mあゆーむの音響設計をしたのは永田音響設計というところです。音響設計では世界でもいちばんの会社だということです。身近なところではサントリーホールなどがあり、山形では山形テルサ、庄内の響ホールなど他にも数え切れないほどありますがいずれも大きなホールで、このあゆーむのように200席程度の小ホールはとても数少なく世界でも珍しいということです。その珍しい建物がすぐそばにあるのですからこれからもこのホールをもっともっと活用すべきでしょう。
2月中旬から準備が始まった「谷辺昌央ギターリサイタル」はこうして終了しました。皆さまのご協力に深く感謝いたしますとともに9月に同じあゆーむで開催しますsempre第20回演奏会「福田進一ギターリサイタル」にもどうかおいでくださいますようおねがい申し上げます。


同じカテゴリー(センプレ演奏会)の記事画像
猪居亜美ギターリサイタル
いよいよ明日です!
徳永真一郎ギターリサイタル
「松田 弦 ギターリサイタル」
岡本拓也ギターリサイタル
第31回センプレ演奏会
同じカテゴリー(センプレ演奏会)の記事
 猪居亜美ギターリサイタル (2024-10-14 09:44)
 いよいよ明日です! (2024-10-12 21:14)
 徳永真一郎ギターリサイタル (2023-10-23 10:52)
 「松田 弦 ギターリサイタル」 (2022-11-14 08:20)
 岡本拓也ギターリサイタル (2021-10-25 14:14)
 第31回センプレ演奏会 (2021-05-15 10:29)


Posted by sempremaster at 12:46│Comments(0)センプレ演奏会
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。