センプレのスケジュール:  2025年  6/14 第21回ギター合奏フェスティバル 11/16 小暮浩史ギターリサイタル」

2025年04月12日

ポロネーズ



曇りがちだが暖かい一日。念のために薄いダウンのヴェストを着ていったものの、そんなものはすぐに脱いでフラネルのシャツ一枚で十分でした。公民館の前にはレンギョウが咲いていました。確実に春が来たと言っていいでしょう。サクラの枝にもつぼみの膨らみが目立つようになりました。

J.S.バッハの管弦楽組曲第2番の完成を目指して、もっともあとからはじめた第3曲目「ブーレ」から。センプレの難点である縦の線がときどき乱れる、これを直すことを重点に。そういえばむかしまだ山形県の社会音楽祭が開催されていた頃に、何かの賞をもらったときだったか、評に「アインザッツ!これを意識すること」と書かれたことがありました。

そして「ロンド」「サラバンド」にもどり、そこで休憩。


おやつのあとは4曲目の「ポロネーズ」へ。本格的に合わせるのは2度目です。この編曲は1st.にかなりの負担がかかります。32分音符、16分音符が連続します。そのほかのパートは後ろでおとなしくボソボソ鳴らすだけ。聞いているだけでもしんどいくらいでした。


まもなくフライヤーを印刷にかけます。この冬は雪がものすごくたくさん降りました。なかなか融けてくれません。いや街中はほとんど融けたのですが、お山の方がまだまだなのです。それでわが家にもどるのがまだすこし先になりますので、プリントのオーダーが遅れております。来週には主要なところに郵送ができると目論んでいます。いましばらくお待ちください。 


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2025年04月05日

開花



が家の前の雪折れした枝を拾ってきてビンに差しておいたら、サクラの花が咲きました。親の樹はまだまだのようなのに、部屋の中で暖かいせいでしょうか。水だけなのに健気なものです。

さて4月、新年度最初の駒澤先生の指導日です。さときよさんだけワンレッスン進んだほかは、あとはみな前回と同じ曲。だんだんと要求のレベルが高くなってきて、気をつけなければならない点がゾロゾロ出てきて、楽譜の書き込みが混み合ってきます。
さときよさん:青本の#56。jfkさん:カルカッシ No.14。ryuさん:カルカッシ No.7。:メヌエット(ソル)op.11-5。いぶさん:マリエッタ(タレガ)、マリア(タレガ)をすこし。えぶさんが休みで合奏はなし。

来月の指導日は5月10日です。



第35回センプレ演奏会は「小暮浩史ギターリサイタル」です。11月16日日曜日。会場はいつもの「あゆーむ」です。

フライヤーは今月中旬ころできあがり予定。チケットのご予約は今月末くらいから受けつけます。もうしばらくお待ちください。 


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2025年03月22日

春分の例会



ずいぶんと暖かな一日。上着なしでセーターのままでもまったく寒くなかった。ありがたい。あとは雪がどんどん融けていくのを待つばかり。

えぶさんがお休みで、5人が円くなって練習をしました。もっぱらバッハの管弦楽組曲2番。もう既に数ヶ月やっているのになかなか完成できません。もう指は勝手に動くほどの段階になっているのに、耳はお休みしていて他パートの音が聞こえてこないようです。順調に流れている間は問題ないのに、ちょっとどこかで誰かがつまずいたりすると、もうバラバラになってしまう。耳も目も指も同時に働かせることはたいへんにむずかしいことなのですね。

1番のロンド、2番サラバンド、3番ブーレ、いずれも舞曲ですから、あまり重々しくなく、軽快に弾きたいものです。しかし早弾きにも限度がありますから、多少ゆっくりしながらも軽快に。言うは易くで、これが実はたいへんにむずかしい。こんな短い文の中に「むずかしい」が二度も出てきました。ギターはやっぱりむずかしい楽器なのかなぁ。

来週は年度末ということでもあり、ギターアンサンブル・センプレの総会です。といっても例の仕出し屋さんでお昼ご飯を食べながらお話しをするだけです。事業報告を兼ねた会計報告はあります。


第35回センプレ演奏会。小暮浩史さんをお呼びします。チケットの発売は4月中旬。もうしばらくお待ちください。 


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2025年03月15日

サプライズ!



これはなんでしょうね?春にもこんな雲が現れるのですね。雪雲でないものを見たのは久しぶりです。

さてきょうはね、前半の練習(「ハヴァ・ナギラ」と管弦楽組曲2番のブーレー)を終わって、休憩をしているところに、近くに来たからということで駒澤先生が現れました。きょうは見学というような感じでしたが、わたしたちの“ロンド”を聞いているうちに、あまりのだらしなさに我慢しきれなくなったのか、ついに本格的な指導体制になりました。



2のサラバンド、3のブーレーと行って、ついに新しく“ポロネーズ“へと。とにかく音符が細かくなっても決して走ってはいけない。ベースの音はしっかりとリズムを刻むこと……。

思わぬ臨時レッスンでした。




11月の小暮浩史さんのフライヤーの第1稿ができました。あまり凝らずにシンプルなものにしてみました。フライヤーの配布は来月中旬くらいです。同時にチケットの発売も開始いたします。 


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2025年03月08日

汚れた雪



産直の店の駐車場の現在。春が近くなると地面の土が出てきて、積み上げた雪がこんなに汚くなってきます。真冬では見られない景色です。夜の間に4、5センチの雪が降っても昼までにはほとんどが消えてしまいます。だいぶ地面も暖かくなってきました。

例会の最初は全員合奏の「ハヴァ・ナギラ」から。メロディーが全てのパートに分散されているから、それを見定めてしっかりと弾かなくてはなりません。あと2ヵ月かけて完成させましょう。

続いてはJ.S.バッハの「管弦楽組曲第2番」。えぶさんの提案で6人のうち3人だけ、つまり各パートひとりで弾いてみました。いつもはふたりで互いに補い合って弾いている状態なのを、独りでやってみようというわけです。一方的に頼るばかりでなく、パートナーがいなくてもきちんと弾くことができれば自信にもつながります。今後も機会あるごとに試してみるべきでしょう。



宇都宮に行ったいぶさんのおみやげ、湯葉を練り込んだクッキー。さすが金谷ホテル、これはおいしい。それと米沢で、お昼過ぎたらもう売り切れというまんじゅう、岩倉まんじゅう。たまたま午前中に米沢にいたので買うことができました。

次回は管弦楽組曲の4番目”ポロネーズ“にとりかかります。 


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2025年03月01日

ほんとうに春なら



セーターを着たらその上に羽織るものがなくてもいいような陽気。雪の壁から雫が落ちて、壁の高さがどんどん低くなっていきます。久しぶりに雪の載っていない車を動かしました。

3月最初の例会は駒澤先生の指導日。トップはさときよさん。写真手前に見えているのはいぶさんの課題です。指導の内容は青本、カルカッシ25の練習曲、ソルの作品11の5、タレガのマリエタ、マクシモ・ディエゴのLa Rosa Eterna。言葉に句読点があるように、音楽にも句読点がある。ピアノでいったらペダルを踏むべき場所はキチンと音を切ること。そうしないと意味が通らなくなる。スタカートと指定されていない場所ではできるだけ音を切らないように。きれいな発音を心がける。左手を大きく動かさなくてもいいように、ハイポジションを会得するように。付点のリズムをごまかさない。

きょうは個人レッスンはすこし短めにして、久しぶりに合奏をみてもらいました。まずはバッハの管弦楽組曲第2番。ロンドにしてもサラバンドにしても舞曲だから、どれもこれもべったりと弾くのではなく、曲によっては軽やかに弾くことも大切。

続いて全員合奏曲のハヴァ・ナギラ。譜面上のピチカートの指定がどこまでなのか明かでない箇所があるので、これは確認の要ありです。

休憩が延びて解散は5時半でした。まだ明るい。 


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2025年02月22日

2月の例会もおしまい



ひと晩中降ったりやんだりで、朝になってみたらまたまたけっこう積もっていました。積雪が15センチくらいになると朝の5時半頃には家の前を除雪車が通ります。家の前を通るのはブルドーザーみたいなものではなくて、雪を引っかき回しては飛ばしてくれる大きな車だ。スノーブロアーというらしい。これが通る音が聞こえるとふとんの中にいても、ああ、雪が積もっているなと分かります。

太陽が顔を出したり、青空が見えたり、チラチラと降ったり、変わりやすい天気です。
さて2月最後の例会は全員が揃っての合奏です。もっぱらJ.S.バッハの「管弦楽組曲第2番」の練習でした。第3番ブーレ、アレグロ、速度を110にしてみました。やれないことはないがちょっと余裕がないので、もう少し落としてあわせます。何回も練習したあとに、続いて1番、2番のおさらい。いずれも弱起の曲です。切れ目がないようでも、フレーズの始まりや終わりの位置は頭に入れておかねばなりません。



2時間やって休憩。おやつはいつものコーヒー、おせんべ、の米粉と長芋のまんじゅう。

残りの時間では全員合奏曲の「ハヴァ・ナギラ」。調子に乗ってくるとなかなか面白い曲です。第1ギターから第4ギターまで、それぞれにメロディーが割り振られています。他のパートがどのような音量で弾くか。全体を聞きながら演奏する必要があります。



窓の外は時折吹雪いたりして、帰る間際の駐車場はこんな具合。気温は零下の模様。もうじき3月だというのに。3月最初の例会は駒澤先生の指導日です。そろそろ合奏をやらなければなりませんね。 


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2025年02月15日

ハヴァ・ナギラ

寒波が来たとかで、またどかっと降りましたね。もういい加減にしてくれ!という気持ちになります。雨交じりの雪でしたから、その重いこと。ちょっと心配していましたが、雪かきはギターを弾く筋肉とは違うところを使うらしく、それほどの支障はなく助かったとはいうものの、疲れだけはどうしようもない。

さてきょうは朝から青空。だんだんとこんな日が多くなるのでしょう。蔵王の山並みがきれいに見えました。


久しぶりにメンバー全員が揃いました。いつものようにまずはバッハの「管弦楽組曲第2番」1、2、3まで。おやつまでの前半は全てこの曲に当てて、きつめに練習。すっきりしたところで休憩。


定番のjfkさんのコーヒー。さときよさん、えぶさんからのせんべい。のレーズン入りパンケーキもどき。屋根の雪下ろしから鉄塔での高所作業の話など、現役時代の思い出で盛り上がりました。

残りの1時間ばかりは合奏フェスティバルの全員合奏曲「ハヴァ・ナギラ」の練習。この時期にイスラエルの曲を?とふと心配になりましたが、しらべてみれば時代がずいぶん違うし、パレスチナがオスマン帝国から解放された(正しくはイギリスが占領した)ときの喜びの歌だということでした。

西に向かう帰り道、夕焼けがきれいでした。でもまた寒波が来るとか。どうでしょう? 


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2025年02月08日

大雪で



雪降りはただ見ている分には風情があって、雪見酒もあったりして乙なものですが、片付けなければならないとなると体力的にはうんざりするほどの大仕事です。昨年があまり降らなかったから余計に堪えます。ギターの練習に出掛けようとしたら、玄関の子屋根の雪、60センチくらい積もっていたのが一気に落ちて、それを片付けるのに一働き。固まったのを崩しては除雪機で飛ばす。飛ばした雪がだんだん高くなってきて車を駐める場所が狭くなってきました。

というような大雪が理由できょうの例会は一人は実家の屋根の雪下ろし、もう一人は無人駅の除雪でお休み。残る4人が向かい合って練習しました。
このところ全員揃って合わせられないこともあって、管弦楽組曲はほとんどが復習で、パート練習のような感じでしたが、最後にはなんとかまとまりました。休憩のあとは6月のフェスティバルの全員合奏曲「ハヴァ・ナギラ」にとりかかってみました。どのパートを選んでもメロディーが出てきます。基本的にはもうひとつの全員合奏曲「グリーン・スリーブズ」の担当パートに準ずることになります。ハヴァ・ナギラ、1918年にイギリスがオスマントルコとの戦争に勝って、パレスチナを統治することになり、その祝賀会で合唱されたのがこの曲だったそうです。アラビアのローレンスの時代ですね。

この週末が明ければ寒さも一段落しそうな感じです。春が待ち遠しい。すこし暖かくなったら「小暮浩史ギターリサイタル」のフライヤーの準備にとりかかります。もうしばらくお待ちくださいね。 


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2025年02月01日

新しい曲へ



梨郷公民館の東となり梨郷小学校の校庭です。こうやってみると確かに昨年よりは雪が多い。一昨日もしばらくぶりで雪が降りました。20センチは超えていたと思います。とはいえすこしは地面が暖かくなったのでしょうか、以前なら除雪あとの道路でも雪で埋まっていたのですが、きょうは乾いたアスファルトが見えていました。すこしは春に近づいたということでしょうか。

さて2月最初の練習日は駒澤先生の指導日です。前回から2週間しか過ぎていませんので、どうかなと思っていたら3人ほどが新しい曲を持ってきていました。指導の順に書きだしてみましょう。

えぶさん: Masimo Diego Pujolの "La Rosa Eterna"。現代の曲です。メロディーが聞こえてくるととても美しい。短時間でよく弾きこんだものと感心しました。

さときよさん:青本の56番。右手がぐらつかないように。指はまっすぐに伸ばすのでなく、曲げて物をつかむような感じで。

ryuさん:カルカッシ6番。できるだけ無駄のない運指を心がける。固定できる指があればその指を中心にして他の指を安定的に動かせる。

:ソルのソナタ作品15の2。これはどんなにがんばっても押弦できない箇所がいくつかあるので変更することにし、同じくソルの作品11の2を選択。親指で強く6弦5弦をいっしょに弾く方法。二つの音を弾きながら、音を切らずに移動するやり方等を指導されました。

いぶさん:タレガの「マリエッタ」。3拍子であること。途中アクセントの位置が違っているところあり。慣れてきたら細かい音が並ぶところはすこし早く弾いて、続く長い音になったらゆっくりしてテンポのつじつまを合わせるという方法もある。音楽に揺れが生まれてくる。歌うこと。

jfkさん:カルカッシ13番。ゆっくりとトレモロの練習をしてみること。親指の動く方向、手の甲の動きができるだけ小さくなるような指の動かし方などに注して、右手の動きを見ながらの練習もしてみること。

以上hの記憶にある限りの印象です。


全員が終わったところで休憩。いぶさんの宇都宮みやげ。jfkさんのコーヒー。話はどうしてか昔の火のおこし方になったりして、枯れた杉の葉っぱを拾ってくるのが仕事だったとか、端っこに硫黄を塗った薄い板があったとか、もう半世紀以上も昔の話題になったところでお開き。
5時を過ぎていましたが以前より明るくなって季節の移りを感じさせてくれます。 


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2025年01月25日

たいへんでしたね

しばらく雪も降っておらず、体のためには楽な1週間でした。
あすは山形県知事選挙があります。そのため投票所となる公民館などは準備のために使うことができません。ワトワ会館での練習でした。いぶさん、えぶさんがお休み。4人だけの集まりです。ワトワの前のテニスコートは雪で覆われていて閉鎖でした。

いつものように管弦楽曲第2番のうち3番目のブーレェからとりかかりました。ところがこれがどうやってもうまくいかない。どうしてなのかと理由を探ってみると、どうやら1パート2人体制に問題があるようです。メンバーが揃っているときには引っ張ってくれる人がいますからただそれについていけばいい。多少ついて行けない部分があってもとなりの音を聞けば比較的楽に追いつくことができる。気づかないうちに相棒に頼ってしまっている。だがお休みの人がいたりしてひとりとなると緊張もあってかしどろもどろになってしまう。闇の中で明かりが見えないようなもので、足元も見えず方向感覚も失ってしまう。ちょうどそんなような感じになってしまうようです。

休憩らしい休憩もとらず、ずっとブーレェと闘ってしまった。いっとき他の曲に移って、またやり直した方がよかったのかもしれません。またこれからの練習では、いろいろ組み合わせを変えながら例えばA組とB組などに分けて、1パートひとりという単位で練習してみるのもいいのかもしれません。ふたりパートだとついつい相手に頼ってしまって、できないところもなんとかなるという気持ちになってしまうのかもしてませんね。

そんなことできょうは写真を撮るどころではありませんでした。

来週は駒澤先生の指導日です。2週間の間隔しかありませんが、なんとかなりますでしょうか。

先週もお知らせしましたとおり、この秋のセンプレ演奏会は「小暮浩史ギターリサイタル」です。11月16日。白鷹町のあゆーむです。 


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2025年01月18日

25年初指導

このところ連日のように雪が降ります。けさは除雪車は通らなかったようなのに、車の屋根には10センチ以上の雪が積もっていました。全くうんざりしてしまいますね。
先週はけっこうな積雪があるという予報で駒澤先生の指導は1週間延期をしました。2025年最初の指導は本日でした。
新年ということもあり、きょうは特別に指導の様子をひとりずつご紹介しましょう。最初はjfkさん。jfkさんはカルカッシ13番。弦をはじく指の方向を注意するように言われていました。縦にはじくようにするとどうしても手が動いてしまいます。拳を握るような動きをするように。




 
続いてはさときよさん。青本の55番でしたか、ハイポジションが多用される曲に入りました。カルカッシの教則本で最初の頃にやった懐かしいメロでディーが出てきました。右手はi,m,aなどを交互に使うこと。同じ指で弾くことは極力避けるように。                                                                はソルの幻想曲第6番。おおよそOK。あとは厳密に楽譜通りの長さでなく、歌うことで揺らすことができれば十分。                                                                                                                                


いぶさんはずうっとしばらく続いているヴィラ=ロボスの「ショーロス第1番。ヴィラ=ロボスは手が大きかったのか、小指をかなり伸ばさなくては弾けない運指があります。指を広げるばかりではなく、手首をすこし傾けて指の長さを利用して届くようにしたらすこしは楽になるかもというアドヴァイス。次からは新しい曲になるかどうか。


所用で少し遅れてきたryuさん。カルカッシの6番です。できるだけ音を切らずに延ばすように。








最後にえぶさん。曲は「ミロンガ・デル・71」シンコペーションの強調の仕方。もっと音をきれいに。

「音をきれいに」はみんな言われます。確かにきれいな音を出すためには細心の注意を払って指を動かさなければなりません。左手の押さえの方も大切ですが、弦を引っかける右手も十分に注意しなければ音楽にならない。楽譜も見なければならない。指板も見なければならない。そして右手の指の引っかかりにも注意しなければならない。つくづくギターはむずかしい楽器ですね。


年の初めということできょうは大サービスでたくさんの写真を出してしまいました。次回からはまた元に戻しましょう。
さてことしの「センプレ演奏会」。第35回の出演者が決まりました。発表します。

小暮浩史さんです。11月16日 日曜日 会場はいつものあゆーむです。
 


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2025年01月11日

弾き初め

松の内も過ぎました。クラシックギター愛好者のみなさんはどんなお正月をお過ごしになったでしょうか。この冬の置賜地方は例年になく雪が多く、正月早々雪かきに明けくれた人たちも多かったようです。どんどん降り積もる雪を見ていると、黙って手をこまねいているというわけにも行かず、片付けないとあとでどうにもならなくなります。片付けても片付けてもどんどん降ってくる雪。考えたら怖ろしいことですね。昔除雪車や除雪機がなかった頃の雪降りはどんなだったことでしょう。


さてきょうはギターアンサンブル・センプレの弾き初めでした。昨年決めたスケジュールではきょうは弾き初めと駒澤先生の初レッスンのはずだったのですが、大雪になるという予報が出ていて、山形からの道中もたいへんな渋滞になるかもしれないからと、1週間の延期をお願いしました。
jfkさん以外の5人が揃い、管弦楽組曲の3番目(いちばん練習量の少ない)ブーレーから練習開始です。運指のいい勉強になります。できるだけ近いフレットを使うような運指を考える。いつもいつも1弦と2弦あたりだけを使っていたのではもったいない。せっかく6本もあるのだからというわけではないでしょうが、できるだけ運動量の少ない運指を見つけましょう。

3番のあとは1番、2番でした。



いぶさん提供の静岡のミカンと日光の一口羊羹、そして恒例のさときよさんのおせんべいでした。

センプレが担当するギター合奏フェスティバルの全員合奏曲「ハバ・ナギラ」。次に弾いてもよい候補「ホフマンの舟歌」もそれぞれ初見であわせてみました。なんとかなりそうです。


そして次の第35回センプレ演奏会は11月16日に決まりました。その時分に予定がある方はこの日を外してくださいね。ギタリストは後ほど。 


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2024年12月21日

納めの会


 パリのノートルダム寺院が甦りましたね。その修復・再生の様子をずっと追ってきました。何千人という職人たちがそれぞれの仕事を一生懸命やっている様子は感動的でした。
 きょうは冬至。明日からは春に向かって時は進んでいきます。ギターアンサンブル・センプレのことしの活動もきょうが最後。納めの練習をしました。

 ヨハン・セバスティアン・バッハの「管弦楽組曲第2番」。Rondeau - Allegro, Sarabande - Andante, Bourree - Allegro, Polonaise - Moderato, Menuet - Allegretto, Badinerie - Allegro。速い曲は速く、ゆっくりの曲はゆっくり、これを最大限の注意で弾かないとどれもこれも同じような速さになってしまいます。どれも踊りの音楽らしいですが、それをイメージすることがむずかしい。なんとか古い舞曲の動画でも探し出してこなければ感じがつかめません。

 さらに強弱をつけないことには表情がつかない。譜面上は一見簡単そうに見えても、表現することはとてもむずかしいものですね。
 
 さて2024年の例会はきょうでおしまい。新しい年は1月11日から始まります。このブログも3週間はお休みです。
 来年の第21回山形県ギター合奏フェスティバルはわがセンプレが担当します。6月14日開催です。
 来年早々には恒例の「センプレ演奏会」の招聘ギタリストが発表できると思います。

 この1年間つたないブログをなんとか書きつないできました。毎回同じような内容で、なんとか新しいつっこみ方をしなければと焦るばかり。結局は変化なし。それでも毎回何人かの人が読んでくださっている。それが励みでした。ありがとうございました。新しい年もどうかよろしくお願いいたします。みなさんにとってよい年末、新年でありますように。 


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2024年12月07日

24年最後の指導日



 2週間ぶりの投稿です。突然のように雪が降りました。うっかり油断していたら、家の前の坂が上れない。悪戦苦闘、諦めてきょうは休むことにしました。しかしあきらめきれず午後からあらためて除雪をしなおし、4躯を宥めた結果無事に征服。1時間遅れて参加できました。本年最後の駒澤先生の指導日でした。
 


 バッハの管弦楽組曲第2番からロンド、サラバンド、ブーレの3曲。リピートの場合、全く同じように弾くのでなく、1回目は強く、2回目jはやや弱く、そんな風にしてはどうか。トリルなどは弾きこんでからつければよい。主旋律の音をよく聞いてバランスを合わせること。組曲の場合は緩急の差がしっかりと目立たないと面白くない。アレグロは可能な限り速く弾いた方がいいのではないか。練習しましょう。
 ギターの合奏にはバッハとか、ヴィヴァルディとかの曲がよく合いますね。今までの私たちの練習環境もそんな辺りをウロウロしていたのでしょうね。
 そのあとは志願者による演奏指導でした。さときよさんの「エリーゼのために」。暗譜するほどに弾きこんでいたのですが、残念ながら譜の読み違えがありました。拍子が途中から狂ってしまっていたのです。
 続いてはいぶさんの「パリの空の下セーヌは流れる」。先生の指摘により見違えるようにメロディーが流れるようになりました。
 おやつはryuさんのみかん、さときよさんのお煎餅、yのレーズン入りマドレーヌでした。は雪のためお休みでしたが。
 梨郷公民館のあたりは雪はほとんどありませんでした。どういうことなのでしょうね。次回は12日の臨時練習会です。 


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2024年11月23日

ブーレ I & II

 午前中は冷たい雨が降っていました。雲が厚く暗い天気。でも出かける頃から少し明るくなって、東の隅っこの方に青空が出て…、しかし肌寒い。
 
 
 先週の続き「管弦楽組曲第2番」のブーレからです。アレグロしていながらも今のところはゆっくりとお互いの音の入れどころを探りながら合わせていきます。ハイポジションの運指、できるだけ指をバタバタさせない弾き方など木を配るべき点はたくさんあります。ブーレI, IIが一通り弾けたところで、2番のサラバンドにもどります。これは気分的にもゆったりと弾くことにします。いつも思うことはサラバンドは一体どんなダンスだったのだろうということ。近づいたり、離れたり、お辞儀をしたり、廻ったりーーだったのかしら?


 4時を過ぎたところでおやつ。ryuさんお持たせのりんご、もうこれからはフジです。yの秘伝豆のズンダ(クラッカーに載っています)。そしてさときよさんの豆せんべい(きょうのはカレー味)。次回30日はjfkさんが連盟の理事会、さときよさんとhがお休みーー荘村清志さんを聴きに米沢に行きますーーということで例会はお流れ。代わりに来週のどこかで臨時例会をします。そして7日は駒沢先生の指導日。
 14日午前中は公民館で通常通り練習(演奏会のリハーサルみたいなものです)、仕出し屋さんの座敷でお食事。そろって白鷹のあゆーむへ向かいます。
 おやつの後は1番のロンドをやって時間となりました。
 


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2024年11月16日

サラバンド



 山の紅葉も盛りを過ぎました。そっと風が一吹きするだけでハラハラと落ち葉が舞います。すっかり落葉の敷き詰め道となった山を下りました。先週に続いて「管弦楽組曲第2番」の練習です。きょうもサラバンドから。この1週間みんな家で練習してきたのでしょうか、ずいぶんスムーズに流れます。勢いに乗って3番目の「ブーレ」まで。1番、3番のアレグロにはさまれたサラバンドの指定はアンダンテ。アレグロをどれだけ早く弾けるかによってその速さは決まります。100以上で弾くことは無理でしょうから、アンダンテといっても相応にゆったりと弾くことになります。ゆっくりきれいに弾くのってけっこうむずかしいんですよね。

 おやつはさときよさんのあまじょっぱいせんべいとのブラックベリーのゼリーでした。写真は撮り忘れたのでありません。
 12月14日の内うちの発表会では、「おりはた祭り」で割愛されたプログラムも含めて、合奏、ソロ、デュオを演奏することになりました。おそらく観客は誰もいないのでしょうから、ステージでの演奏を楽しむことにいたしましょう。

 ところで来年の「山形県ギター合奏フェスティバル」はセンプレが担当団体です。早速今月30日にあゆーむで理事会が開かれます。会合で日にちが決まれば、その場で会場確保ができますので便利この上ありません。 


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2024年11月09日

実験


 先週の「おりはた祭り」の写真をいただきました。動画もありましたが、これは割愛。

 よく晴れた気持ちのいい土曜日。秋らしいとても爽快な気分になるような天気です。

 これからは年末の発表会の練習に集中します。発表会といってもごく内うちの演奏会ですので、この際すこし実験的な練習をしようということで、とりかかり始めたバッハの管弦楽組曲第2番を、例えば最初のロンドでパート1を担当した組は2番目のサラバンドでは第2パートを弾く。3番目のブーレでは第3パートというように、一つずつパートをずらしていくという実験です。1曲ごとに立場が異なるわけですから、ちょっとたいへんですよ。



 ちょっと遅めの休憩。ryuさん差し入れのラ・フランスです。なかなか立派なものをたくさんいただきました。ごちそうさま。

 ちょっと長めの休憩で先日の「猪居亜美ギターリサイタル」の収支報告、上手に収支とんとんになりました。そして今年度残り数ヶ月の活動予定などを話しあいました。来年の山形県ギター合奏フェスティバルは私たちが担当です。今月中に理事会を招集しなければなりません。フェスティバルの日程、そして会場の確保をしなければなりません。また一年後の招聘ギタリストも決定しなければなりません。のんびりはしておられませんね。

 日暮れが早くなりました。公民館を出るとすでに陽は沈んでいます。夕陽の名残がのこる西の空に宵の明星、中天に上弦の月が光っていました。 


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2024年10月26日

選挙のため



 晴れているとはいえ、空気はすこし涼しくなってきました。きょうも薄いセーターでお出かけです。いつもの梨郷公民館は27日に迫った衆院選の準備のために使用できません。そこで困ったときのワトワ会館です。

 きょうは駒澤先生の指導日。10月の指導日はすでにあったのですが、11月3日が「おりはた祭り」であることと、2日が先生が指揮をするマンドリンオーケストラの演奏会であることから、10月2回目の指導となりました。

 そのようなわけできょうの指導は合奏に集中。漆山公民館での演目、「水色のワルツ」、「カノン」、「ロンド」、「オモチャの行進」の特訓でした。まったく練習が足りていないものもあり、まるできょうから練習開始のような状態のものもあります。下手の横好きの集まりですから、練習回数を増やすことがいちばんの解決策。しかし全員が都合よく集まるかといえば、それもそう簡単ではない。それなら各自が家でたくさん練習すればいいではないかというかもしれないが、それがまた色々と障害があって思うようには行かない。例えば自治会だとか、老人会だとか、組の寄り合いだとか、孫が来たとか……。

 と言っていてもしようがない。とにかく時間をかけて練習するしかないのです。あまり差し迫った演奏依頼は極力避けましょう。

 来年のセンプレ演奏会にどなたを招聘するかなどを話しあって(結局結論は出ず)散会しました。すでに陽は沈み、西の地平線が赤く染まっている、そんな季節になりました。 


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2024年10月19日

余韻


 先週の写真を客席側から見たものです。みんなハイ、ピースをしたりして幸せそうですね。

 演奏会後最初の例会です。11月3日の「おりはた祭り」に向けての練習でした。予定がすこし変更になって、持ち時間が30分程度になりました。そこでプログラムを大幅変更。ソロや、デュオを減らして、合奏もすこし削りました。なにがどうヘンということもないのですが、なんとなくエンジンがかからないような、いまひとつ乗り切らないような、どこかいつもとは違う雰囲気でした。それでも3曲くらいはこなしたところで休憩。


 猪居亜美さんの差し入れです。みんな心していただきました。ごちそうさまでした。
 
 さて来週からは月曜日も追加で練習することになっています。おりはた祭りをできるだけきれいにまとめたいからです。26日はこの公民館が使えないのでワトワ会館です。この日は駒澤先生の指導日でもあります。11月2日は駒澤先生も指揮をするマンドリンの演奏会。みんなで山形市へ課外授業です。翌日がおりはた祭りですので、この日午前中に最後の練習をします。 


Posted by sempremaster at 21:03Comments(0)練習日記