センプレのスケジュール: 2025年 6/14 第21回ギター合奏フェスティバル 11/16 小暮浩史ギターリサイタル」
2024年12月14日
うちうちわ発表会
12月14日 赤穂浪士の討ち入りは全く関係なく、ギターアンサンブル・センプレのごく内うちの発表会でした。とても贅沢なことに会場はあゆーむ!あの素晴らしいホールを借り切っての演奏会です。
まずその前に梨郷公民館で事前練習。10時からみっちりとリハーサルをしました。

11時半からはことしの事業・会計の報告がいぶさんからありました。来年もうまくいきそうです。そして早めのおさめ会・忘年会です。1時前に分散して出発、一路あゆーむへ。

各自それぞれステージ上でリハーサルののち、いくつかの合奏+二重奏+ソロ+再び合奏 などと組み合わせて4時間。いつもとは違う響きの中で演奏を楽しみました。純粋に演奏会というよりは、練習という面も多かったですね。
きょう発見したこと。練習を十分にしていると、あるいは長い間一つの曲を練習していると、ステージでその曲を演奏するとき「いつもの通りにやればいいのだ」という気持ちになれて、周りのことがほとんど気にならなくなるということ。当然失敗はする。それでもその失敗が尾をひかずに次に進めるということ。お客さんもいないことだし、いつもこううまくいくかどうかは分かりませんがね。
まずその前に梨郷公民館で事前練習。10時からみっちりとリハーサルをしました。

11時半からはことしの事業・会計の報告がいぶさんからありました。来年もうまくいきそうです。そして早めのおさめ会・忘年会です。1時前に分散して出発、一路あゆーむへ。

各自それぞれステージ上でリハーサルののち、いくつかの合奏+二重奏+ソロ+再び合奏 などと組み合わせて4時間。いつもとは違う響きの中で演奏を楽しみました。純粋に演奏会というよりは、練習という面も多かったですね。
きょう発見したこと。練習を十分にしていると、あるいは長い間一つの曲を練習していると、ステージでその曲を演奏するとき「いつもの通りにやればいいのだ」という気持ちになれて、周りのことがほとんど気にならなくなるということ。当然失敗はする。それでもその失敗が尾をひかずに次に進めるということ。お客さんもいないことだし、いつもこううまくいくかどうかは分かりませんがね。
2024年11月03日
おりはた祭り

一週間で紅葉も少し進みましたね。夜などかなり寒くなってきましたし、ストーブを焚くのも毎日のようになってきました。
昨日の雨は嘘のように消えて、晴れの特異日11月3日はきれいに晴れ上がりました。青空の下9時半頃には会場の漆山公民館着。すでに屋台のテントの設営や音響機器の設置などが行われていました。
センプレに割り当てられた場所は公民館の二階。

こんな感じです。最初はざっと復習。明らかに問題のあるカノンを繰り返しやってみます。残念ながらなんどやってみてもうまくいかないまま、本番の時間となりました。リラックスした会場の空気と、客席の最前列がすこし離れていたことなどで、強い緊張感を感じずに演奏することができました。
さてこれで新しい曲に取りかかれます。ようやくという感じです。来年のスケジュールなどもじっくりと構築いたしましょう。
2024年06月01日
第20回記念合奏フェスティバル

帰り道、運よくいつものレストランに空席があったので、テーブルに座って書いています。
寒河江市の音のよいホールでの演奏を終えた帰り道です。今回は20回の記念ということもあって、内容は豪華でしたよ。参加団体の演奏は例のごとく(昨年よりもとてもよかったという評もあります)でしたが、第2部がすごい。
仙台からわざわざ来てくださった小関佳宏さんのグループ「クラシックギターアンサンブル・オレンジ」。山形市周辺で教室を指導している先生たちのカルテット「ヴィエントスギターカルテット」。仙台の佐々木さんと窪さんのギターデュオ。
そしてゲストも加わった全員合奏は小関佳宏さんがわざわざ作曲してくださった「山形幻想曲」でした。総勢35名のギターから醸し出される音は、弾いていても圧倒されるほどの迫力でした。
さて前菜が来てしまった。続きは帰宅してからということで。

しかしすこしくたびれてしまった。あしたにします。
六日の菖蒲、十日の菊とか言って、すでに気持ちは次に向かっているのでしょうか、やはり続けるならこれでしょうね!

猪居亜美さんがご自身のSNSで紹介したせいでしょうか、もうすでに予約が入りました。ブログを通しての問合せも。この調子ではチケットの刷り増しをしなくてはならないかも知れませんね。
2024年01月29日
第7回ギターとマンドリンの集い

さてきのうの日曜日は駒澤教室の発表会、「ギターとマンドリンの集い」でした。もう7回目だそうです。山形市緑町にある庭の素晴らしさで知られる洗心庵が会場です。
プログラムは独奏、二重奏、合奏を合わせて全部で21組もありました。午前中はリハーサル。昼食のあとお客たちが入場して開演です。
リハでは比較的落ちついていても本番となると……。自分では落ちついているつもりでいても指がいうことを聞かない。全くなんなんだよこれは、という結果でした。でもほとんどにひとが「普段ならもっと上手に弾けているのだろうな」という感じで、これは場慣れしていない者としては致し方ない結果で、普段通りという方が無理というものです。
選曲もあるのでしょうね。能力を超えた、または能力ギリギリの曲を選ぶと、必ず失敗する。実力そこそこ、あるいは実力よりすこし手前の曲を演奏するのがいいのかも知れません。でも練習は少し上を目指さないと進歩はないでしょうけどね。
ソロは別として、合奏は自分ひとりではないので課題が多くなるから、パフォーマンスはたいへんですね。今回つくづく感じたのは、自分の楽譜だけを睨みつけて、耳の方は塞いでしまって体内メトロノームに合わせているだけでは全くダメだということ。

2023年12月10日
センプレ発表会

第何回目かよく分かりませんが、昨日白鷹のあゆーむにおいてセンプレの発表会が無観客で開催されました。アンサンブルだけではなくソロもたくさんあり、そのためか誰も外部に発信しなかった結果の無観客。発信していたらどうなっていたか、それはわかりませんがね。
午前中9時半からはいつもの梨郷公民館で合奏練習が始まりました。なかなかうまくいかず、結局練習したのは「ポエマ」だけで、11時半からは近くの仕出し屋さんで会食。1時過ぎにあゆーむに到着しました。最初の1時間はそれぞれがステージリハ。

2時から発表会開始。ちゃんとこんなプログラムもありましたよ。ほんの一部だけ出してみました。
改まった気分で一段高いステージに上がって人前で演奏するという緊張感を体験し、本番に強くなろうというのがこの企画の趣旨。無観客でもあがるひとはあがる。緊張するなという方が無理。しかし何回もやっているうちに、心の落ち着きどころ、気持ちの安定の仕方、視線をやる方向、呼吸の仕方などを少しずつ会得していくかも知れないという期待というか、望みというか、そんなはかない成果を狙ってのことです。
ということは年に一回ではとても達成できそうもありませんね。すくなくとも年3回4、5ヵ月に1回はやらなくては。さいわいにも無料のイベントであればとても安い料金で使用できる施設ですからそれも不可能ではありません。なかなか知ることのできない自身の欠点や癖が分かって面白いですよ。
2023年10月29日
南陽市芸術祭

「大気が非常に不安定」とか言われていたのに、風は冷たいもののいいお天気でした。今年の芸術祭はなんと演奏順はトップです。ソデに行ってみると偉い人たちの紹介が終わりそうなところでした。いったん緞帳が下ります。そこで定位置に着席。やがて紹介のアナウンスが始まって幕があがります。全員で礼。チューニングをしてえぶさんを見ました。なにしろ1400席くらいのホールですから、それぞれの譜面台の下にはマイクが立っています。いつもの練習の位置よりはすこし離れた椅子配置のためでしょうか、すぐとなりの音くらいしか聞こえません。客席のスピーカーの音らしきものが聞こえてきます。前日に実に簡単なマイクテストをしただけですので、実際のバランスがどうなっているのか皆目見当がつきませんでした。
コンチェルト・グロッソは時間の関係で4楽章のうち3楽章のみを演奏しました。楽章ごとに拍手があるので時間稼ぎができて気持ちが楽でした。

譜面に反射する色から想像して、ホリゾントのカラーが変化していることは分かったのですが、まさかスモークまでやらかしているとは!
音量の少ないクラシックギターはきょうのようにいちばん最初に演奏するのがいいですね。大音響でがんがん鳴らすヨサコイや、カラオケで歌う演歌のような演しものの間で演奏してもほとんど聞いてくれません。今後ともトップをお願いしましょう。
終わったら11時過ぎ。これもいいですね。演奏の出来は……、65点から70点といったところでしょうか。
さあ、新しい曲に行きましょう。私たちのような未熟なアンサンブルでは少なくと1年くらいの練習を積まなくてはなかなか発表できる段階までは行きません。しかしいつも目の前の課題に時間をとられてしまって、新しい曲に取りかかるのが遅くなってしまう。半年くらいで発表しなくてはならなくなってしまうのです。この悪循環はなんとかしなくてはなりません。
2023年05月28日
第19回山形県ギター合奏フェスティバル

山形市の予想最高気温は27度。すこし雲があるもののよい天気。山形市の旧県庁、文翔館です。
各団体それぞれ20分ずつステージリハをしたあと全員合奏の練習。昼食時間(センプレはえぶさんの働きで近くの和食屋さんからおいしい弁当を調達できました)をはさんで午後2時、いよいよフェスティバルのスタートです。
演奏は会場に近い団体から始まります。最初は山形市、今回のフェスティバルの担当団体でもあるギタースクエアです。ついで寒河江。そして三番目がセンプレでした。一部ミスタッチがあったりしたものの、演奏自体はまあまあだったのではないかしら。音響的にはそれほど優れている会場ではないので自分の音がどれくらい出ているのかつかみづらい、そこでついついがんばりすぎてしまうような場面もあったとはいえ、それは致し方ない。

yの感想では、身びいきのプラス点を差し引いても、私たちの演奏はかなりよかったとのこと。素直に受け取ってよろこびましょう。
第2部は庄内地方から酒田、鶴岡の団体でした。そして出演した全団体が勢揃いしての全員合奏です。初めて合わせたにしてはよい出来だったのでは?
概して今回の演奏は各団体ともよく練習の跡が見えて平均点は高かったのではないかと思います。正確に弾くことだけに集中して、情感がこもらないつまらない演奏となってしまっていた団体もありましたけどね。全体的に選曲もよかったのかな。
さてこれでひとつの関門を越えました。もう1曲くらい新しく加えて秋の南陽市芸術祭に備えます。複数曲を演奏するとなるとプログラムの統一感も考慮しなくてはならないでしょうね。個人練習にも力を注がなくては。そしてもちろんこの演奏会にも注力しなければなりません。

2023年01月22日
第6回クラシックギターとマンドリンの集い

午前8時半、車のガラスには霜がびっしり、サイドミラーの霜も削って出発。梨郷公民館の駐車場で合流です。2台の車に分乗して山形市、「洗心庵」へ向かいます。昨年に続いてクラシックギターとマンドリンの集いに参加するためです。

これがプログラム。メンバーそれぞれがこの日のための1曲を披露しました。緊張する人もいる。平静のように見えても力が入ってしまい指がうまく動かない人もいる。各自決して平常心ではいられないようです。ギターのソロ、そしてマンドリンのソロが終わり、続いてマンドリン合奏。音量の豊かさには太刀打ちできない。そしてギター合奏はセンプレだけ。きょうまでになんとか仕上げてきた「クリスマス協奏曲」です。もっとも肝心のパルトラーレはこれからという、まだまだ未完成ではあります。

これは動画からとった静止画です。リハーサルよりはうまくいったようです。なんでいっつもセンプレはそうなんでしょう。本番直前のリハはダメなのです。これはアカンと思っていると本番はまあまあということが多い。いいことなのか悪いことなのか。
さてまた来週から合奏協奏曲の仕上げにかかります。これでモティベーションがあがるかな。
2022年10月23日
南陽市芸術祭

曇り空。雨がいつ降り出してもおかしくない天気でした。車の中で簡単な食事をして会場に入り、控え室でギターを出したりしていると篠突くような雨が降りだしました。間一髪濡れずにすみました。南陽市芸術文化協会が主催する南陽市芸術祭。ことしは第48回だそうです。主な出演団体は舞踊、民謡、詩吟、日舞、ダンス、フラダンス、大正琴、歌謡、フラダンス等々。中に「民舞」というのがあります。これはなんでしょう?私たちギター合奏の前は子どもや少女たちが踊りまくるヒップホップ。大音響の中で踊ります。そのあとに音量の乏しいギター合奏ですから、いくら各自の前にマイクが立っているとはいえ力負けしそうです。このダンスが終わると前の方5列くらいのお客さんがさーっと帰ってしまいました。無念。

最初の「リベルタンゴ(L.ブラヴォ編)、中盤あたりで微妙に狂いが出て修正に焦りましたが、繰り返したところで取りもどしなんとかコーダへ持っていけました。次の「トルコ行進曲(モーツァルト)」、これは分かりやすい曲ですからメロディーもよく聞こえたことと思います。
さあ終わりました。これでリベルタンゴもトルコ行進曲もしばらくはお休みです。次の例会からは本格的に新しい曲に入ります。ひとつはA.コレッリの合奏協奏曲(クリスマス協奏曲)です。
次回29日はいつもの梨郷公民館は文化祭で使用不可。どこか他の場所での練習となります。hはまたもお休みです。

プログラムが確定しました!

おもしろそうな構成です。楽しみですね。チケットのお申込みは tckt_sempre@yahoo.co.jp または 0238-48-2833 へ。
2022年07月03日
第18回山形県ギター合奏フェスティバル

きのう7月2日、センプレのメンバー全員は酒田に集合しました。合奏フェスティバルの会場は酒田市総合文化センター。月山、鳥海山がくっきりと見えるほぼ快晴に近い道中でした。当然陽射しは痛いほどです。
今回の合奏フェスティバルには6団体が参加しました。3年ぶりの開催とあって、各団体ともメンバーの増減が目立ちました。センプレのメンバーは5人、いちばん出演者の多い団体となりました。しかもプログラム最後の出演です。いちばん遠くから来る団体ですので、到着時間を考慮しての時間設定です。
演奏の結果はというと、例によってリハーサルからなんとなく浮き足立っていて、これまで重ねてきた修正点はきれいに忘れられているような感じがありました。日頃響きのいい場所で弾いているからなのか、ステージではほとんど残響がないように聞こえます。

緊張をするなという方が無理で、まぁ何カ所かミスがありました。それはしようがないこと、気持ちを入れ換えて新しい曲に挑戦することにしましょう。
今回はいままでにない趣向がありました。全員合奏のあともうひとつのプログラムとして、特別ゲスト演奏がありました。一昨年庄内に住所を移したギターの巨匠福田進一さんの演奏会です。プレトリウス、アルベニスなど5人の作曲家の作品7曲を弾きました。いぶさんは好きな作曲家ビラ=ロボスの作品——前奏曲第1番、ショーロス第1番——があったことで大喜びでした。

最後に記念撮影で解散。とくべつな内容を含んだフェスティバルは終了しました。外はまだ強い陽射しが照りつけています。
フェスティバルの内容は合奏連盟のFacebook(https://www.facebook.com/groups/858031514232237)もご覧ください。このブログに掲載した写真も一部そこからいただきました。

さてフェスティバルも終わったことですし、これから本格的に動き始めます。すでに予約が数人はいってきました。まずチケットを作らなければ。
2022年01月23日
クラシックギターとマンドリンの集い

ひさしぶりに青空の見えた日曜日の山形市、日陰の凍った雪を踏みしめて洗心庵に向かいました。「第5回クラシックギターとマンドリンの集い」、駒澤教室の発表会です。

この冬はほんとうにすごい雪です。昼間融けた雪が夜になってテカテカに凍ってしまいます。雪国20年近いyはいまだに雪道が不得意。怖々歩いています。
センプレは全員(残念ながらえぶさんは奥さんが医療従事者なので危険を避けて欠席です)がソロにも参加。そしてアンサンブルは人数が多かったためか最後の出演となりました。

リハーサルではうまくいったのに惜しいことに本番ではモヤモヤした結果になってしまいました。コロナウイルスが猛威をふるっているこの時期、こうして発表の機会を与えてもらえたことは実にありがたいことです。それにしてももっともっと何回も何回も練習することが必要ですね。
2021年11月07日
第19回イルミネーション・コンサート

南陽市の中心部、宮内から10キロほど北、吉野地区の荻小学校で演奏してきました。昨年はコロナ騒ぎで中止になったため2年ぶりのイルミネーション・コンサートです。hは仕事の関係でずっと例会不参加が続き大いに不安です。
一昨年に較べるとやや子どもたちの姿が少ないような気がします。どこでも小学生の数が減って学校統合があちらこちらで進んでいます。単にきょうだけ集まることができなかったのだろうと思いたいですが。

演目は2年続けて中止になった南陽芸術祭用に練習してきた四季のうた—「朧月夜」「夏の思い出」「赤とんぼ」「雪の降る町を」そしてパッフェルベルの「カノン」とモーツァルトの「トルコ行進曲」でした。何年やってもうまくならないなぁ。恥ずかしい限りです。だからもう詳しくは書けません。
細い細い月が西の空にかかっているのを見ながら帰路につきました。だんだん寒くなってきます。
2021年05月08日
プラザの座楽

川西町のフレンドリープラザで行われた「第10回プラザの座楽」に出演してきました。演壇も客席も劇場のステージの上。最初にhamの話がありました。

Ⅰ時間ほどして休憩があり、えぶさんのソロが始まりました。「リベルタンゴ」。目の前の聴衆は34、5人とはいえ、そのうしろには700以上の座席が見えます。またこの会場は演劇に特化したステージですので、残響は極端に短くしてあります。音は行ったっきり返ってきません。ちょっと弾きにくそうです。

そして合奏2曲。ヘンデルの「水上の音楽」とモーツァルト「トルコ行進曲」です。久しぶりのステージで全員超緊張。反省することしきりです。すこし選曲にミスがあったかも知れません。もともと発表することを前提にしていなかったので、技術上達の意味もあって選んだのですが、コロナ禍であってもいつ演奏の機会が飛び込んでくるのか分からないのだから、もう少しギターアンサンブルらしい曲、というよりは私たちの実力にあった曲を選んだ方がよかったかな。

実力よりほんのちょっと上の曲を選ぶのがほんとはいいのでしょうね。そうしないと進歩もしないでしょうし。私たちの手に負える曲で、しかもきれいな曲。これがなかなか見つからないですね。来週は選曲が始まります。
さてこれで心おきなく岡本拓也ギターリサイタルのチラシ作りに取りかかれます。
2020年12月14日
洗心庵・発表会

-----わたしはまだ旅の途中。きのうの「ギターとマンドリンの集い 2020」の様子が届きました。さっそくご紹介しましょう。
12月13日、山形市の洗心庵で開催された、こまざわギター教室主催「ギターとマンドリンの集い 2020」の発表
会に参加しました。
新型コロナウイルスの影響で軒並み演奏会が中止される中で、十分な対策を講じて開催にこぎつけました。会場は山形市の文翔館、遊学館の並びの洗心庵。山形県緑町庭園文化学習施設だそうで立派な庭園を眺めることができる多目的ホールでした。
内容はギター独奏8名、マンドリン独奏3名、ギター合奏2組、マンドリン合奏3組と豊富で、13時から2時間半に及ぶ演奏会でした。
センプレは、駒澤先生から月1回の指導を受けており、招待を受けて初めて参加しました。この1年の演奏機会がことごとく中止となる中での久しぶりの演奏会でした。独奏2名、合奏2曲を披露しました。


えぶさんが、カルロス・ガルデル作曲「想いの届く日」、いぶが、ビラロボス作曲「前奏曲第3番」。そしてバッハ「ガボット」成田為三「浜辺の歌」の合奏です。練習不足は言い訳で、本番に弱い実力の無さを痛感しました。場数を踏むことが重要で、貴重な体験となりました。第4回を数える発表会、まだ経験の浅い人やベテランも居て、楽しいものとなりました。
それにしても、駒澤先生のギターを教え、マンドリンを教え、山形大学生を教え、置賜まで我々を指導しに来てくれる姿に触れ、感謝です。また、第4回の発表会で初めてお呼びできたと、師匠に当たる今村さんが紹介されていました。
最後に、小噺を一つ。…センプレの合奏、「ガボット」が終わり2曲目の「浜辺の歌」にとりかかろうとするも、譜面台に楽譜の半分が見当たらない。大変! 周りを探しても無い! 隣りのjfkさんの譜面を一緒に見るという急遽の策をとることにして、jfkさんが譜面台を調整していると あーら不思議!jfkさんの譜面の下からいぶの譜面が現れました。譜面台を先に用意して配置して頂いたとき、楽譜の一部を落としてしまいjfkさんの譜面台に乗せてしまったものと推定されます。皆が笑っているところ「大変失礼いたしました。」と頭をポリポリかいて「浜辺の歌」が始まったのでした。(えぶさんは「これで気が楽になった」といっています)
-----その前日はセンプレの前日特訓とミニ発表会。

いぶさんとえぶさんがソロを披露しました。

そして本命のケーキパーティ。クリスマスや忘年会にはちょっと早いが、hやyがこれから長期欠席をするので、ということです。

写真には創意も工夫もないのは許していただくとして、久しぶりのケーキ、おいしかったけど、少々重かった。
センプレの活動はめいっぱい26日まで続きます。19日はお休みしました。
2019年11月10日
第17回イルミネーション・セレモニー

行ってきましたよ。演奏してきました。南陽市荻小学校での「イルミネーション・コンサート」。目の前には小学生がずらり、2列目からはおそらく保護者の方々、市のお偉い人たちもいらっしゃるようです。
午後1時半、いつもの梨郷公民館に集合。3時過ぎまで最後の練習をしました。いぶさんの車で出発。そしてイルミネーション点灯式は4時ころにスタートしました。やはり現場でのリハというのは必要ですね。座ってみると椅子が低い! 普通のパイプ椅子なのに、そこは小学校のこと、子供たちに合わせて少し低くなっているのかしら。最初の一曲くらいはギターの高さを合わせるのに四苦八苦してしまいました。

時間稼ぎのためにお話をしながらの演奏です。秋の歌、クリスマスの歌、星の歌を全部で8曲演奏して、およそ30分。これが限度です。そのあとの時間は山形マンドリンアンサンブルが上手にまとめてくれました。

ディズニー映画の音楽やジブリの曲、特にパプリカは子どもに大受け。踊り出していましたよ。センプレのご老人たちはただただ呆れるばかり。とてもついて行けませんでした。
心づくしの豚汁を食べているうちに、表も薄暗くなりいよいよイルミネーションの点灯です。

カウントダウンのかけ声で点灯。大きな大きなイルミネーションです。このあと「懇親会」などもありましたが、それは遠慮して帰路につきました。ギターやマンドリンを知らない子たちも多く、とってもよかったという感想もいただいて、すこしは役に立ったのかと安心しました。
さて来週からは新しい曲(ハープや水色に加えて)をもうひとつ選曲します。冬のあいだに練習しなければ。そして12月7日は内々の発表会。その後私は長い冬休みに入ります。
2019年10月20日
第45回南陽市芸術祭

先ほど演奏を終えて帰って来ました。ミスタッチや音抜けなど多少はあったものの、全体的にはまとまった演奏だったように思います。各自の前にマイクがありましたし、私たちに向かってはモニタースピーカがありましたから、演奏はやりやすかったと言えます。ただ客席で聞いたときのバランスは分かりません。でもすごくよかったという声はふたつくらいありましたよ。
朝は曇り、あちらこちらで霧が発生していたようです。10時半集合。控え室で1、2回練習したところで呼び出しがかかりました。楽屋通路は終わった人、これからの人で少し騒然としています。

しばらくして舞台下手へ。やがて促されて、照明が落ちて暗い中をステージへ進みます。マイクセッティングを忙しくやっているうちに調弦。やがて舞台が明るくなったところで立ち上がってご挨拶。客席を見ても真っ暗でなにも見えませんでした。曲紹介が終わったところで全員いぶさんの方を見ます。「ハープ協奏曲(G.F.ヘンデル)」、この1週間で3回ほど合わせていますから、調子は上がってきています。遅れたり、先走りしたりといった大きなミスもなく、弾き終わりました。少しだけ調弦をして気持ちを整えて「水色のワルツ(高木東六)」に集中しました。

たとえ失敗しても、弾き終わるまで表情も変えずにいられたでしょうか?他の人の顔を見る余裕はなかったので分かりません。たぶんみんな何でもない顔をしていたのだろうと思います。

さてこれで次の発表(11/10)に向けて本格的に取り組むことができます。あと20日間しかないのに全8曲を練習しなければなりません。全くの新曲は4曲。できるだけ簡単な編曲のものを探したとはいえ、普通の例会だけでは時間が足りません。さっそく24日に臨時練習をすることになりました。そして26日の例会は梨郷公民館が使えないためにワトワ会館で行います。
2019年09月15日
第6回和と輪まつり

すごい天気でした!秋晴れというには暑すぎる、ものすごい陽射しでした。「第6回和と輪まつり」私たちの出番は11時40分からの20分間でした。他のメンバーはどうだが知りませんが、わたしは朝からモティベーションが上がりません。爪を磨きながら気持ちを整えようとしたものの、その後の練習もなかなか集中できず調子が上がりませんでした。出演前にはある程度心臓がドキドキしなければならないようですね。

最初は「ハープ協奏曲(ヘンデル)」。なんとかつじつまは合わせました。とにかくそんな調子の出来でした。恥ずかしい。この会場の音響の悪さも原因のひとつ。向かい合っている人(わたしの場合は第1G)の音はよく聞こえます。しかしあいだにいる2Gの音がよく聞こえない。それを想定して結構コンパクトな座席配置をしたつもりでしたが……。

続いて二重奏。jfkさんとryuさんによる「ラグリマ(タレガ)」。いぶさんとわたしによる「ソナタ イ短調(スカルラッティ)」。これも散々やっているはずなのに危なっかしかったなぁ。

そして最後は「水色のワルツ(高木東六)」でした。まぁこれがいちばんまともだったかな。破綻もなくまとまっていたようです。
こんなこともあるんですね。なんだか全般的に気乗りしない感じの演奏だったように感じます。体調が悪いわけではない。みんな元気そうでした。
11月10日のプログラミングの骨格を決めて、不完全燃焼のまま解散。相変わらず暑い!風が乾いているのが救いです。
次の例会は21日。いぶさんはお休みです。
2019年05月26日
合奏フェスティバル

毎年この時期「山形県ギター合奏フェスティバル」が開催されます。ことしは17回目。発足当初は加盟団体はいまよりも多く、当番の持ち回りは6〜8年に一度くらいでした。いまでは4、5年でまわってきます。ギター人口は、多感な時期に「禁じられた遊び」に触れた人たちが少なくなるに従って減ってきています。プロの世界では若いギタリストがどんどん登場してきているのに、地方にはその風はなかなか吹いてきません。新風が吹かないかなぁ。
そんななかことしは酒田から新メンバーの参加がありました。新参加というよりは「復活参加」でしょうか。顔なじみがおります。一団体増えたわけでうれしいことです。

さてそのフェスティバル、ことしはセンプレが担当でした。当番ともなると時間まで客席で座ってのんびりと鑑賞というわけにはいきません。いちばんに自分たちの演奏を済ませて、そのあとは出演団体に合わせて椅子の並べ替えや譜面台の準備をしなければなりません。午前10時から始まるリハーサルに合わせて、私たちも準備のリハーサルをするわけです。このリハのおかげで、本番は流れるように進み最終的に20分も短縮になってしまいました。いつもですとリハーサルのあとは各自で食事、その後本番。全演奏終了後に合奏連盟の総会と続くのですが、今回は事情があっていわゆる「ケツカッチン」で、4時過ぎには終わらせなくてはならないという制約があり、総会は昼食を摂りながらとなりました。

開会挨拶のような形式的な儀式は一切なし、報告、承認のみの総会でしたが、終わってみればそれで充分のような気もします。海外のギターフェスティバルなどを見ると実に素っ気なく、時間になると紹介もなしに会長や代表が舞台に現れてスピーチをしたりします。私たちは「儀式」が好きなのかな。

全団体が演奏を終えると、急いで椅子を25個くらい並べて全員合奏です。この写真はリハーサルの様子です。昨年の秋に楽譜を送付(インターネットが普及してこれは便利になりました)してから全員で合わせるのはこれが初めてです。選曲もそれらしいものにしなければうまくいかないかもしれません。今回はうまくいったように思えます。
解散後客席の椅子を元に戻したり、ステージや総会会場で使ったものを片付けたり、精算をしたりが終了したのは5時ころでした。暑い日で仕出しの弁当のためかやけに喉が渇きました。毎年暑くなるようで、演奏会の日取りを決めるのもむずかしくなってきました。これはセンプレが毎年主催する演奏会も同じこと。ちょうどいい時期がだんだんと早まってきました。「レオナルド・ブラーボギターリサイタル」は6月23日(日)です。あと一ヶ月です。

2018年11月04日
芸能フェスティバル

朝から絶好の天気、と思ったら下界は濃い霧。南陽市の空も薄黒く汚れています。やがてその霧も霽れて青空の下、南陽市芸術祭が開幕しました。センプレは芸術祭のうちの「芸能フェスティバル」に参加しました。写真のような大きなステージです。客席も奥の方はほとんど見えません。各自の譜面台の下にはマイクが赤い光を点じており、ノイズもミスもしっかりと拾ってくれています。自分の耳には舞台袖にあるモニターからキンキンと聞こえるだけ。
最初はアントニオ・ヴィヴァルディ、「調和と霊感」からコンチェルト第6番です。楽章ごとに止まって一呼吸つくことができるので、ずいぶん楽です。といってもうまく演奏できたという意味ではなく、心理的な面で落ち着けるというだけのことです。

続いて「モリエンド・カフェ(コーヒールンバ)」。練習でいつもしくじっていたところもなんとか通過して、無事終了。MCの「いかがでしたでしょうか?」に対して拍手が起きました。ギターアンサンブルは歌謡曲や日舞などの中では特異な存在ですから、ちょっとは印象に残ったのかもしれません。

この頭上にたなびいているスモークは私たちのためのものではなく、前の歌謡舞踊の残りです。
予定では11時45分から58分まで。実際には15分ほど押していて、おそらく終了は12時20分くらいだったのではないかしら。すべてを含めて12、3分で納めるという決まりでしたが、出入りを含めたら17、8分になったのではないでしょうか。これも特異な存在のためのお許しなのかも。おむすびとお茶をもらって解散。
さて来週は駒澤先生の指導日です。ようやく個人指導に戻れます。合奏の練習に時間を取られて個人的な課題の練習はやや疎かになっています。どうぞお手柔らかに。
2018年09月16日
和と輪まつり2018

悲観的な予報は外れて、青空が出てきてすこし蒸し暑いような日曜日。時折練習に使わせてもらっている会場、南陽市勤労者福祉総合センター・ワトワセンターのお祭りに出演してきました。ここにはすこし狭いながらも、なかなかいい音楽室があります。きょうは年に一度のお祭り。縁日コーナーやら、整体お試しやら、手作り小物販売、子ども向けにじゃんけん大会やアルカディアン(なんとかレンジャーみたいなもの)と遊ぶ会などもあって、子ども連れがたくさん。そんな中ですから、すこし気を緩めて弾けばいいものを、久しぶりの人前発表とあって、すこし緊張。目の前で写真を撮ってる人などを目にすると、わなわなしてきます。

控え室で各自指慣らし。私たちの向かい側ではバレー教室の生徒たちが、髪を結ってもらったり、ストレッチをしたりしています。このときは余裕充分でした。

こんなに近くにテーブルがあります。去年はもっと離れていました。ストレス。後ろのパーティションは、昨日会場でのテストの時に設置を決めました。これで音響的にはずいぶんよくなったと思ったのですが、お客さんが入ると吸収されてしまうのか、自分の出している音が心細いくらいに小さく聞こえます。ここであんまりがんばると失敗してしまいますから、たぶんお客さんには聞こえているのだろうと思うことにして、できるだけいつもの通りに弾くよう努力しました。それでも二重奏でつっかえてしまい、一部やり直し。
出演料(?)の玉こんにゃくを食べながら、次の演しものバレーの発表会を見ました。この人たちは姿勢もよくなって、日常での歩き方などもきれいになるのだろうな。
次は11月の南陽芸術祭。数少ない露出の機会。もう少し場数を踏まないと、なかなか度胸がつきませんね。この秋にはセンプレの発表会もあるのかな?
来週22日もワトワで練習です。