センプレのスケジュール:  2024 1/28 第7回ギターとマンドリンの集い(終了)6/1 第20回山形県ギター合奏フェスティバル

2023年10月23日

徳永真一郎ギターリサイタル


第33回センプレ演奏会『徳永真一郎ギターリサイタル』は好評のうちに終了しました。前日まで降っていた雨も朝にはやんで、太陽が顔を出しました。12時、手慣れた手順でホールの設定や、受付の設営、ライティングなどをてきぱきとやっていきます。手の空いたひとから昼食のお弁当を食べて準備完了。2時開場です。今回は徳永さんの好みで久しぶりに客席周りのカーテンを開けて、陽射しが入るなかでの演奏となりました。客席は隣との間隔をすこし空けてゆったりとした雰囲気。



2時半開演。今回は予約のひとも含めてほとんどのお客さんが早々と入場済みでしたので、スタッフも第1曲から楽しむことができました。プログラムは:
前半『涙の賛美』(シューベルト)。『悲歌風幻想曲』(ソル)。『プレリュード ー フーガ ー アレグロ BWV998」(バッハ)。
後半『コンポステラ組曲』(モンポウ)。『5つのプレリュード』『ショーロス第1番』(ヴィラ=ロボス)。
深々と張りのある音から始まり、聞く人をすぐに惹きつけます。前半はあっという間でした。
後半は日が西に傾いてすこし場内が暑くなってきたようですので、カーテンを少しだけ引いてみました。

例によって定番の記念写真。カメラの設定を誤って暗い画面になってしまいました。これでも不自然にならない程度に調整してるんですよ。
たくさんのお客さんを集めてくれたのぶ子さんの野菜を分配してもらって、いつものレストラン「Siattaca」へ。


仙台から毎回来てくださる仙台デュオの佐々木由美さん、窪利崇さんにも参加してもらいました。楽しい2時間半でした。

さて来週は南陽市芸術祭。日曜日幕開けの出番です。こんどはこっちが緊張する番です。
 


Posted by sempremaster at 10:52Comments(0)センプレ演奏会
 

2022年11月14日

「松田 弦 ギターリサイタル」



曇り空。昼過ぎから雨の予報。ちょうど演奏が始まった頃から弱い雨が降りだしました。用意したのは100席。後ろの方に若干空席が出る程度に埋まりました。
前半終了後に数人の人に話しかけられました。多く聞かれた感想は、「マイク使ってるの?」。「すごい音量だね」。たしかによく鳴る楽器でした。アルカンヘル・フェルナンデス。しかし楽器のせいばかりではありますまい。それを弾きこなす腕があってこそのこと。弱音も美しく弾けなければ音楽になりません。きれいで迫力のある演奏でした。

今回はサイン会も復活、その後例によって記念撮影。歳月の重みが加わってきましたね。みんな元気でいられるのはなによりです。
そしていつもの場所で打ち上げ。

レストランをでるころには本降りの雨となっていました。「第32回センプレ演奏会・松田 弦 ギターリサイタル」は無事に終了しました。ホールを出るお客さんに「毎回すごいギタリストを呼んでくれてありがとう」と言われたのがいちばん嬉しいことでした。おいでくださったみなさま本当にありがとうございました。
 


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2021年10月25日

岡本拓也ギターリサイタル



   福島県境の高い山に雪が見えるようになりました。前日までの嵐のような天気は去って、日曜日はきれいに晴れてくれました。センプレの演奏会はたいてい天気に恵まれます。ありがたいことです。
   第31回センプレ演奏会は岡本拓也さんをお招きしました。すこし下火になったとはいえ、コロナの影響はなくなったわけではなく、基本的な予防策は講じての開催でした。想定以上に多くのお客さまにおいでいただき、住所や電話番号を記入してもらうなどという余分な手続きがあったりして、なかなかスムーズにはいきませんでした。お客さまも慣れたものか素直に従っていただき大きな混乱にはなりませんでしたが。
   
   演奏会はフェルナンド・ソルの「練習曲 作品31の23番から始まりました。最初に弾きだす音、これでこの演奏会は成功だと思いました。

   プログラムが終わって激しい拍手に応えてのアンコール。朝、会場に向かうときに見た乱れ飛ぶ赤とんぼの印象から、山田耕筰の「赤とんぼ」。2曲目はカルロス・ジョビンの「フェリシダーヂ」。最後にバリオスの「最後のトレモロ」でした。
   昨年は断念したCDの販売をことしは復活しました。サイン会をどうするか迷っていたのですが、サインを望む声が大きくなり、岡本さんの希望もあり、すこし距離をとっての実現となりました。


   打ち上げの席で、CDの販売のために最後のアンコール曲、「最後のトレモロ」を聞きそびれてしまったKさんのためにもういちど弾いてくださる岡本さんです。使用楽器はえぶさんのもの。

   お客さまをお迎えして、ステージで恒例の携帯電話のことなどのお知らせをしながら、客席を見て感じたこと。おなじみさんが増えたこと。どことなく「センプレ演奏会」の常連が増えてきたこと。もう少し期待を込めて解釈すれば、センプレがお呼びするアーティストは期待を裏切らないと思われてきたのではないかということでしょうか。うれしいことです。
   ちょっとアクセスが不便なホールであるにもかかわらず、たくさんのお客さまにお集まりいただきました。心から感謝申し上げます。最後におもしろい写真で締めます。

 


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2021年05月15日

第31回センプレ演奏会

   いぶさんが所用でお休み。jfkさんが風邪気味。残る3人だけでは選曲という作業もできないし、ということできょうの例会は中止。代わりに10月24日に予定されている「第31回センプレ演奏会」のおしらせをします。猛威を振るっている新型コロナウィルスがこの先どういう方向へ進んでいくのか皆目見当もつきません。このような状況で先のことを計画するのはとてもむずかしいです。かといって何もせずに日々を送るのはさらに実りのないことだと思います。この秋には以前のように心安らかに楽しめるコンサートを開けるものと期待して計画を進めていきます。


   近日中に配布予定のフライヤー第1稿です。センプレの伝統的なデザインを踏襲しています。(というかイラストやデザイン専用のソフトを持たないので、これしかできないというのが本当のところ。)今回のギタリストは岡本拓也さんです。昨年の11月、第30回が終わったあとすぐに岡本さんに連絡。快く引き受けていただき早ばやと日程も決まりました。そのあとからですよ、「現代ギター」誌の表紙に現れたり、東京文化会館でコンサートがあったり、「福田進一ギターディスカバリーシリーズ」第5弾に選ばれてCDが発売されたりしたのは。知っていたら気軽に出演依頼もできなかったかも。昨年のリサイタルのあと朴 葵姫さんに「次は決まっているんですか?」といわれて、「いや誰か推薦してください」で即決まったアーティストです。FacebookやInstagramなどでお聞きのみなさんも多いと思います。彼の奏でる音色はとても美しくなめらかです。今回も演奏する予定のKevin Callahanの「3つの川辺の情景」などはとても素敵です。次から次に現れる若手ギタリストの中でも岡本拓也は抜群の技量を持ったアーティストですよ。これを聞くためだけでもあゆーむに来る価値があるというものです。どうぞご期待ください。

   第31回センプレ演奏会「岡本拓也ギターリサイタル」は10月24日(日曜日)開催です。場所はいつもの白鷹町あゆーむです。予約開始は6月の予定。 


 

2020年11月23日

「パクキュヒギターリサイタル」



昨11月22日 白鷹町のアユームで「朴 葵姫ギターリサイタル」が開催されました。三たび新型コロナウイルスの大きな波が押し寄せてきてハラハラしましたが、幸いに大きな問題もなく無事に終えることができました。ご来場のみなさま、会場関係者のみなさまのおかげです。心から感謝申し上げます。当たり前のことが当たり前に行える。そんなときが一日も早く戻ってくることを願っています。
ハラハラといえば、昨日の8時半過ぎ、福島と米沢の間にある峠で、落ち葉のため車輪が空転し、列車が動けなくなっているというニュースが入ってきました。何本かの新幹線が運休になったとか、山形に向かわず仙台に行くとか、情報が錯綜しました。幸いキュヒさんの乗った列車は運休列車の合間を縫って、奇跡的に時刻どおりに到着しました。一時は福島まで迎えに行くか、仙台だったらとうてい間に合わないと気をもんでいたところでしたので、一同ホッと胸をなで下ろしました。




プログラムはソルの練習曲Op. 6-11に始まり、これで聴衆からはため息。そしてタレガ、アルベニス、グラナドスとギターの名曲が続きます。グラナドスの「詩的ワルツ」が終わったところで休憩。大きなガラス戸をすべて開放して空気の入れ換え。あっという間に会場が冷えてしまいました。
長井市の施設でチラシを見てきたというお客さまは、永らくフランスにお住まいの方で「フランスではチケットも手に入れられない"Kuhee Park"が聴けるなんて!」とよろこんでいました。
 今回はCDの販売もサイン会もなく、ちょっとさびしい幕切れでした。終了後はゆっくりと退出していただきました。


 列車の時間まで軽く食事。こんなふうに離れての会食です。キュヒさんは前日に続いてのコンサート。そして日帰りという強行軍でした。休むひまもなくリハがあるとか。電車の中でたっぷりとお休みください。
第30回センプレ演奏会の様子でした。 


Posted by sempremaster at 15:40Comments(0)センプレ演奏会
 

2020年03月15日

sempre演奏会



まだ例会の活動報告が来ません。来ないのかな? …来ないですね。

それではセンプレが毎年開催している「sempre演奏会」のお話をしますか。

ギターアンサンブル・センプレはわずか5、6人のメンバーが、毎年のように著名なギタリストを招聘して、演奏会を開催しています。無謀ですね。記録をたどるとこの演奏会の歴史は古く、その第1回は1971年11月「兼古隆雄」さんでした。もちろんこの当時はセンプレ演奏会という催事名はなく、ギタリストにお願いして、自らの勉強のために演奏をお聴きするという形でした。その後も不定期で兼古隆雄さん、中林淳真さん、清水あずささん、中林仲哉さんなどのギタリストをお招びしていました。「sempre演奏会」が定着したのは2009年の第18回「清水あずさギターリサイタル」からでした。その当時は会の名前もまだ「置賜クラシックギター愛好会・センプレ」。

その翌年19回は谷辺昌央さん。この回から白鷹町のホール、180席のアユームがセンプレの専用になりました。
20回の記念演奏会は急遽決定で同じ年の秋、福田進一さんでした。「庄内国際ギターフェスティバル」がご縁でした。このフェスティバルが中断してしまったのは残念なことです。
第22回は「安田梨香・近藤史明デュオリサイタル」。近藤さんは2回目の登場です。


そして第25回はウィーンから帰国して間もない熊谷俊之さん。熊谷さん、近藤さんはコブレンツギターフェスティバル以来の知己です。

そして26回は「河野智美ギターリサイタル」でした。センプレの演奏会はますます華やかになってきました。



2017年7月第27回は益田正洋さん。



翌年18年のギタリストは宮下祥子さんでした。



そして昨年の第29回。レオナルド・ブラーボさんをお招きしました。


2020年は開催が秋になります。第30回センプレ演奏会のギタリストは朴 葵姫さん。およそ10年も前のこと、センプレの元会長Dr.Mとご一緒に庄内ギターフェスティバルでお会いしたのが最初でした。
フライヤーはただいま製作中。photoshopもillustraterも持っていないので、かなり制約があります。もうしばらくお待ち願います。

つぎつぎと演奏会などの催事が中止や延期となっています。それなりに配慮すればかなり安全に開催できるのではないかと思ったりもします。スポーツと違って、無観客演奏会は成立しないですから、定員を減らすなどして開催できないものでしょうか。すくなくとも満員電車よりは安全だと思いますよ。




 


 

2019年06月24日

レオナルド・ブラーボギターリサイタル



  ちょっと興奮しているのか、はやくから目が覚めてしまったので、まだ頭の中が整理できていないままに速報としてご報告します。
  まずリハーサル風景。ホールの音の状況をみてもらうためにカーテンを全開しています。外の緑がきれいに見えて素敵なのですが、集中力を削ぎそう。それに照明がむずかしくなるのでもとに戻しました。


  今回はセンプレのいつものリサイタルの常連とはちょっと違う感じのお客さんが多いように感じます。タンゴや南米音楽という内容が影響しているのでしょうね。100席設定した客席はほぼ満員。私たちが後からそっと入って座る場所を見つけるのもむずかしいくらい。


  プログラムはたっぷりめ。伝統的なタンゴと、新しいタンゴを弾き比べてコンサートが終了すると大きな拍手が湧きました。アンコールとしてバリオスの「フリア・フロリダ」、さらにポンセの「エストレリータ」が演奏されるとみんなその美しい音色にうっとりとしていました。


  CDのほかに今回はブラボーさんの楽譜集も並べました。これがけっこう売れたのにはちょっとびっくりしました。


  サイン会が長引いて、恒例の記念撮影もギリギリのタイミングでした。
  いつもと同じような宣伝方法、特に変わったことをしたわけでもないのに、だんだんと観客が増えていくような感触があります。クラシックギターの普及を第一の目的として演奏会を続けている私たちにとってはとてもうれしいことです。
  昼過ぎから雨という予報は、ずいぶん遅れて、私たちが白鷹町のしゃれたレストラン「シャッタカ」に着いたときにどしゃ降りとなりました。野菜たっぷりのイタリアンとお話しを楽しみました。太りすぎだったシェフ、最近結婚したばっかり。奥さま(素晴らしい接客力の持ち主)の管理ですこし痩せたかな。 


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2019年01月27日

第29回センプレ演奏会

  ついに通信が途絶えてしまった。磁気嵐か?衛星電話も通じない?ここは一昔前の南極基地か。と嘆きたくなるほど情報が入ってきません。もしかして26日の例会はなかったのかしら?
  仕方がありません。まだ完成はしていないフライヤーを発表します。


  第1稿です。これから微妙な色やサイズ、位置を検討していきます。

  6月23日開催の「第29回センプレ演奏会」は「レオナルド・ブラーボギターリサイタル」です。題して「ギターで奏でるタンゴと南米音楽」いつもはバロックやクラシックの演奏会しか開催していないセンプレとしては、とてもめずらしいことです。クラシックギタリストであるブラーボさんに生国アルゼンチンの音楽を心ゆくまで演奏してもらおうという企画です。どうぞご期待ください。

  正式なフライヤーが完成するのは来月末くらい。3月中旬には情宣活動に入ります。白鷹町あゆーむ。あのまさにギターのために作られたようなホールでのリサイタル。山形新幹線でわずかに2時間10分。日帰りは無理としても、どこかの温泉に泊まってたっぷりとラテンの音楽を楽しむ。こんなこともたまにはいいのでは?

 来週にはジキアラシもやんでくれますように。    


Posted by sempremaster at 18:28Comments(0)センプレ演奏会
 

2018年07月02日

宮下祥子ギターリサイタル & 例会



7月1日。あっという間にその日を迎えてしまいました。朝は辺り一面の霧。すごい湿度です。どんな一日になるかとこの先が思いやられました。家を出るころには霧もはれて、地平にはすでに入道雲が発達しています。日曜日のこととて道はすこし混んでいるようでしたが、12時半過ぎにホール到着。できるだけ日陰を探して歩きたくなるほどの陽射し。
さっそく受付預かり分の確認、残券の回収。今回の特徴は会場であるあゆーむでの販売が増えたこと。わざわざ会場まできて購入してくれたということは白鷹在住の人たちなのであろうか。回数を重ねるごとに入場者が増えていくのはうれしいことです。
第1部。19世紀ギター(ルネ・フランソワ・ラコートモデル)での演奏。ヨハン・カスパール・メルツの吟遊詩人の調べより「マルヴィーナへ」から始まりました。小ぶりの楽器から柔らかな、それでいてたっぷりと重量感の感じられる音が流れ出しました。ていねいな解説をはさんで、フェルナンド・ソル「悲歌風幻想曲」、J.S.バッハのアヴェ・マリア、リュート組曲第4番プレリュード、そして再びソルの魔笛の主題による変奏曲。かの時代の演奏はこのような音であったのだろうかと、モダンギターにはない音色を楽しむことができました。ソルが大好きでパリに行ってもソルの滞在していたホテルに泊まるほどの宮下さんです。


モダンギターに持ち替えての第2部。フランシスコ・タレガの「アルハンブラの想い出」からスタートしました。同じアルハンブラにあるヘネラリーフェをうたったロドリーゴの「ヘネラリーフェのほとり」.いずれも水の流れ落ちるさまを思わせる曲です。そして大陸を南米に移して、アグスティン・バリオスの「大聖堂」。それぞれの情景が目に浮かぶような演奏でした。
そして演奏会最後の2曲は日本の作曲家のもので、山田耕筰の「この道」、佐藤弘和さんの編曲です。そして藤井敬吾の「羽衣伝説 〜 沖縄の天女伝説」。わたしなどが説明を受けてもまったく理解できない調弦での演奏です。沖縄の伝統音楽の旋律、そしてどうやって発音しているのかギターとも思えないような音色で奏でられるメロディー。長い長い演奏でした。
アンコールは2曲。タンゴ・アン・スカイと誰もが知っている禁じられた遊びのテーマでした。


このような演奏会を主催する側としては、終わったあと様々な好意的な感想をいただくことに勝るご褒美はありません。みなさん、よかった、よかったとおっしゃってくださいました。うれしいことです。


いつものように記念撮影。表はまだむっとするほどの熱気です。


きょうはシェフが直前まで外の催事に出ていたために、私たちだけの貸し切りとなりました。野菜たっぷりイタリアンを楽しみました。
家に帰ると空一面に星が輝いていました。

あゆーむまで足を運んでくださいましたみなさま、宮下さん、ほんとにありがとうございました。  続きを読む


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2018年06月23日

臨時休会


3人のメンバーがそれぞれの理由で参加ままならず、きょうの例会は成立しませんでした。その休みを狙って一回り、お預けしたチケットの回収などをしてきました。わたしの地元玉庭ではちょうどその日地区の運動会があることが、つい最近分かりました。何かしら、どこかしらで行事がぶつかります。
鮎祭りやアヤメ祭り、白ツツジ祭り、紅花祭りなどは調べればかなり前から分かります。だが地区運動会などを1年前に察知することはほとんど不可能。致し方ありませんね。

作家井上ひさしさんのご縁で、今回は宮下さんを川西町の文化施設、フレンドリープラザにご案内します。つい一昨日も「父と暮らせば」が上演されました。芝居向きに作られたなかなかいいホールですよ。

当日のプログラムです。



 
それでは1週間後、会場でお会いしましょう。
 


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2018年04月01日

第28回センプレ演奏会「宮下祥子ギターリサイタル」



いつもの年より雪が多かった割りには、融けるのが早いように感じます。山の雪がどんどん低くなっていき、むき出しの土がどんどん拡がっていきます。どんなに寒くても、どんなにたくさんの雪が降っても、春は確実に来るのですね。山にはマンサクが咲き始め、チョウジサクラの芽も膨らんできました。雪が消え、出てきたばかりのフキノトウ。汚れのない美しさです。





チケットができあがってきています。いまはちょっと動けないので各関係の方々に配布するのは10日ほど後になります。電話でのご予約はすでに受け付けております。6月30日までは前売り価格でお求めいただけます。
0238-47-5560(小関)、0238-48-2833(浜崎)または白鷹町文化交流センター 0238-85-9071 までお早めにご予約ください。


 


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2017年07月24日

「益田正洋ギターリサイタル」



当日の西置賜は昼前後から雨、ところによっては雷をともない、激しく降る、という予報でした。これはたまらんと思っていたところ、雨は降っているものの、「激しく」はなく、いずれにしても車で来る人が多いのだから、おそらく大丈夫だろうというような天気でした。
前回の河野智美さんに続いて、ホール入り口に行列ができました。
2時半開演。演奏会はフェルナンド・ソルの"魔笛の主題による変奏曲 Op.9"で幕を開けました。同じ時代に属するマウロ・ジュリアーニの"大序曲“の間にそれより50年後に登場するヴィラ=ロボスのプレリュード5曲をはさむ形で前半終了。



後半はJ. S. バッハの"リュート組曲第3番”。そして最後に昨年が没後100年という節目のエンリケ・グラナドス。12にスペイン舞曲のなかから第5番、“アンダルーサ”、第2番、“オリエンタル”、第9番、“ロマンティカ”が演奏されました。なかでも9番のロマンティカは、ギターでは初めての収録だとか。
客席とステージの温度差があって、益田さんは額の汗を拭きながらの演奏でした。プログラム上の項目は5つだけですが、中身は大きなものが多く、たっぷりとした内容でした。
「ギターは酒場の楽器だと思っていた」というとんでもない方もいらっしゃいましたが、この演奏会で感動して、いやー素晴らしい!と認識を新たにしてもらえたようです。
前線と低気圧の影響で、天気は芳しくなかったにもかかわらず、仙台や福島からも演奏会においでいただきました。ほんとうにありがとうございました。



打ち上げ会場はいつものように同じ町の”siattaca"で。庄内のかの有名なレストランアルケッチャーノの奥田シェフのもとで修行した人のお店です。スマートフォンなどで食事の様子を撮るのがどうも苦手ですので、写真はありません。山形市の合奏仲間スクエアのお二人、Iさん、Wさんも参加してくれました。野菜たっぷりの美味しい打ち上げでした。
さて次回第28回はどなたをお招びすることになるでしょう。頭を悩ますところです。

現実に戻って、来週の例会会場は、梨郷公民館です。お間違えの無いように願います。 


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2016年07月10日

無事終了 「河野智美ギターリサイタル」


朝は雨。用意の調った河野さんを乗せて白鷹へ。12時20分前会場着。12時から照明の確認、調整。なぜここで音響の調整をしなかったのか、あとでトラブル発生の元でした。

「河野智美ギターリサイタル」は無事に終了しました。ご来場のみなさま、ほんとうにありがとうございました。開場前、ドアの前に列ができたのは福田進一さん以来でした。主催する側としては、こんな些細なことがすごく嬉しいのです。遠く神奈川、福島、宮城からもおいでいただきました。今回初めてクラシックギターの音色を目の前で聴いたという人たちも、とってもよかった! という感想を述べられていらっしゃいました。

さてリサイタル前半はバリオスやリョベート、タレガ、アルベニスなど、クラシックギターの王道とも言える曲でまとめられました。アランブラ・・・・・もアストゥリアスも驚くほどきれいに流れていきました。写真を撮りながらお客様を観察すると、どなたもうっとりと聞き惚れている様子が読み取れました。


残念ながらマイクがまったく働きませんでした。マイクなしでも充分に声は通る会場なのですが、なまじマイクがあるためにそれに頼ってしまいます。結局調整室のコンソールが故障してしまっているということで、後半は間に合わせの拡声装置を使いました。

後半のプログラムはタウナーやヨーク、ハンドなどの現代のギター曲が並んでいます。クラシックギターの新しい響きを楽しんでもらえたようです。



打ち上げはいつもの イタリアン料理のSIATTACA。生野菜ふんだんで薄味の料理をたっぷり楽しみました。

このメンバーにとって、気持ちよく演奏会を運営できることは何よりの励みです。お客様の喜ぶ様子を目にして、さて次は第27回だとやる気が出てきました。
 

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2016年06月26日

クラシックギター ジョイント コンサート



センプレのメンバーほぼ全員が山形市に勢揃いしました。山形市民会館小ホールで行われた「クラシックギター・ジョイント・コンサート」を聴きにいったのです。コンサートにはセンプレの講師駒澤先生も参加します。
合奏の仲間ギタースクエアの指導者井上道子さんも出演しました。そして同じ合奏仲間アンダルーサの大沼洋一さん。大沼さんは指の具合が悪くて、しばらくおやすみしていたのでステージでお目にかかるのは久しぶりです。
井上さんはブローウェルの「11月のある日」、ムダーラの「ファンタジア」、ペルナンブコの「ショーロ」を女性らしく優しい音色で演奏なさいました。そして駒澤さんはドメニコニの「コユンババ」、タレガの「アランブラの想い出」。コユンババ、第1楽章から第4楽章まで、音のツブツブがとてもきれいにまとめられていました。最後に大沼さん、ビラ・ロボスの「プレリュード1、3」、ピアソラの「ブエノスアイレスの夏」、トゥリーナ「ガロティンとソレアレス」の4曲でした。
3人のソロのあとに第2部として三重奏が1曲演奏されました。ビバルディの「2つのマンドリンのための協奏曲」全楽章です。



休憩のあとは特別出演、北林隆さんの独奏がありました。さすがに余裕があって、最初の1音からすーっと吸い込まれる感じです。ロルカの「セヴィーリャの子守歌」、ビジョルドの「エル・チョクロ」、グラナドス「オリエンタル」、そして最後にファリャのバレエ音楽三角帽子から「代官の踊り、粉屋の女房の踊り、隣人の踊り、粉屋の踊り」が演奏されました。ていねいな解説がついてとてもわかりやすかった。アンコールには「平和を願って」シューベルトの「アベ・マリア」。さらに拍手で呼び戻されて、ジャズ風のアルハンブラで〆られました。

きのうの例会は参加者二人。個人練習の後は次に取りかかるべき曲の候補選びをしました。特にご報告する内容もなかったのできょうの演奏会とまとめてお伝えしました。



家に着いたらこんな虹が迎えてくれました。青空と虹。

センプレ主催のギター演奏会「河野智美ギターリサイタル」あと2週間に迫りました。来週にはアズム館からもチケットを引き上げます。その後はお電話でどうぞ。
 


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2015年07月12日

熊谷俊之ギターリサイタル


梅雨明けを思わせるほぼ快晴の一日。熊谷俊之さんのギターリサイタルが開催されました。ちょうど町は「紅花祭り」の開催期間。会場のエントランスには鉢植えの紅花が並んでいました。
不安のうちに準備を進めていると、開演1時間前からぽつぽつとお客様が現れ始め、やがて当日券を求める人、すでにCDを買い求める人まで出てきました。


開演時間が来たところで、いきなりバッハのリュート組曲のプレリュードからジーグまで6曲が演奏されます。熊谷さん、ウィーンではいかにしたら美しい音を引き出せるかにこころを注いできたそうです。東京国際での熊谷さんの演奏を聴いた経験のある人(この方CDを聴いて使っている楽器を当てられるほど耳がいい)は「ばつぐんに音がきれいになった」とおっしゃっていました。随所に入れるトークも内容豊かで曲の理解を深めてくれます。

やまない拍手に3回も引き戻されてようやく終了。休憩も含めて2時間の演奏会でした。



ちょっとアクセスの不便なホールですが、遠くからも多くに方にお出でいただきました。特に合奏連盟のメンバーのみなさん、ありがとうございました。走り回っていてご挨拶もできず失礼をした方も多かったと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。
センプレのような小さな団体が、一年に一回とはいえ、演奏会を主催しようというのですから、こうしてみなさんに助けてもらわなければうまくできるわけがありません。これからもよろしくお願いいたします。 


Posted by sempremaster at 07:12Comments(0)センプレ演奏会
 

2015年06月08日

曲目



熊谷俊之さんから連絡がありました。さらに曲目判明です。フランシスコ・タレガの「アルハンブラの想い出」、「アラビア風奇想曲」が加わりました。まとめると

「リュート組曲 1番 BWV996」ヨハン・セバスチャン・バッハ
「五つの小品」アストル・ピアソラ
「In the Woods」 武満徹
「アラビア風奇想曲」フランシスコ・タレガ
「アルハンブラの想い出」フランシスコ・タレガ

当日の正式プログラムの発表は今月末を予定しています。山形、福島、新潟、宮城、秋田のギターファンの皆様、どうぞ白鷹にお越しください。

 


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2014年10月17日

國松竜次ギターリサイタル 2



新たに写真が入りましたので掲載します。ryuさんありがとうございます。リサイタルの内容に関しては、聴いてもいないものがあれこれ言っても仕方がないでしょうから省略いたします。この写真からも内容の素晴らしさと楽しさが伝わってくると思います。


やって良かったと感じるのはこのときですね。皆さまの感動が写真からも読み取れます。


たったこれだけのメンバーで運営しました。ご苦労さまでした。

10月18日
ということで、リサイタル後初めての例会は南陽市のワトワでした。リサイタルの前の週の少し悲観的な雰囲気とは変わって、きょうはみなさんリラックスした様子です。御来客数も当初の計算とは違って56人±2くらいということになりました。60人に達するとひと安心なのですが、それに近い数字です。私たちの力ではこんなものでしょう。しかしまだすこし努力や工夫をする余地はあるみたいです。
ひとしきり話題が盛り上がったところで、さぁ練習です。J.S. バッハのガヴォットI. II(イギリス組曲第3番から)の初練習。まだまだ運指を覚え初めですから、なかなかうまく行かず最初の8小節を何回も何回もくり返しました。
おやつはryuさんの柿、yのスウィートポテト。(残念ながら写真はありません)その後の40分間もさらに練習を重ね、なんとか24小節までいったところで解散。
来週もワトワです。お間違えのないようにお願いします。 


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2014年10月14日

國松竜次ギターリサイタル



10月11日に開催された「國松竜次ギターリサイタル」のご報告が遅れています。書き手であるsempremasterは残念ながら事情によりステージを観ることができませんでした。ご報告に必要なリサイタルの概要、映像などもまだ手元に届いていません。まことに申しわけありませんが、あとしばらくお待ちください。つなぎとして國松さんご自身がFacebookにお出しになった写真を勝手に借用いたしました。

その日のプログラムは:
魔笛の主題による変奏曲 (F. ソル)
トリーハ (F. M. トローバ)
アラビア奇想曲 (F. タレガ)
フリア・フロリダ  大聖堂 (A. バリオス)
キューバの子守唄 (L. ブローウェル)
ショーロス第1番 (H. ヴィラロボス)
ラブワルツ (U. ノイマン)
カヴァティーナ (S. マイヤーズ)
聖夜 op.31-23 (F. ソル)
鐘の響き (J. ペルナンブーコ)
エストレリータ (M. ポンセ)
京都の風景 (R. クニマツ)
ベネズエラワルツ第2番、第3番 (A. ラウロ)
アンコール:悲しみの街 (R. クニマツ)
赤とんぼ (山田耕筰 R. クニマツ編)

といういずれもギターファンならいちどは弾いてみたいながらも、途中で挫折したりした経験もありそうな曲ばかり。これが聴けなかったのは実に残念です。招聘の段階から絡んでいただけになおさらです。当日の関係者は僅かに4人。フルメンバー6人のうち二人が抜けたのですから、仕事の量も増えました。でもこれだけの内容を聞けたのですから苦にはならなかったことでしょう。

もう少しご報告する内容がととのいましたら後日まとめることにします。ぜひ聴きたいと思いながらもお出でになれなかった皆さまには申しわけありませんが、もう少しお待ちくださいますようお願いします。
 


Posted by sempremaster at 21:45Comments(0)センプレ演奏会
 

2013年11月04日

第24回センプレ主催演奏会

秋も深まってきました。黄色く乾いた葉っぱがしきりに落ち始めました。小雨が降ってなんとなく肌寒い天候です。
さて筆者は先週の例会はまたお休みしました。このところ所用が多く、次の9日は出ることができますものの、16日は休みと出たり入ったりの週が続きます。先週がどういう内容であったのか皆目分かりませんので、またまたあと2週間と迫ってきた「清水あずさギターリサイタル」の宣伝をします。
正式名「置賜クラシックギター愛好会・センプレ」が主催する演奏会も回を重ねて、今回で24回目となりました。平均すると2年に一回の割りで開催してきたことになります。途中は数年も開催しなかったりしましたが、近年ではことしのように年に2回も続けたりしています。だんだんと会員が高齢化してきて、先を急ぐようになってきたのがその理由かもしれません。私たちの手の届く範囲という制限のなか、本物のギター演奏をできるだけ安いお値段で聞いてもらおうという趣旨で始まったこの演奏会、ことしは清水あずささんをお呼びしております。清水さんは1985年から94年にかけてフランス、デンマークなどで勉強をなさいました。清水さんはセンプレではおなじみのゲストで、今回で6回目となります。清水さんの愛器はロベール・ブーシェ(1983)、ことし弟子のジャン・ピエール・マゼがていねいにメンテナンスを施しました。こちらの方も楽しみです。

当日会場でお配りするプログラムです。

どうぞご期待ください。
 


Posted by sempremaster at 13:51Comments(0)センプレ演奏会
 

2013年07月14日

無事終了!谷辺昌央ギターリサイタル


「谷辺昌央ギターリサイタル ラテン・フォルクローレの煌めき」は素晴らしい演奏会でした。ちょっと遅れてきた演奏仲間の女性はドアのそばで聞いていて震えがきたといいます。
ホールのある西置賜地方には朝から大雨に関する情報が出ていて、天気が危ぶまれました。しかし大きく崩れることもなく、気温もさほどまで上がらず、時たまパラパラと雨がくる程度ですんで助かりました。

2時開演。最初は武満徹の「ギターのための12の曲」から、誰でもいちどは聞いたことのある2曲(Over the rainbow, Yesterday)を。これで会場のお客さんの心をつかみました。短い解説のあといよいよラテンの世界に入っていきます。アグスティン・バリオス・マンゴレ作の4曲( Oracion para todos, Vals Op.8 No.3, Julia Florida, Vals Op8. No.4) 、エクトル・アジャーラの3曲(Serie AmericanaからPreludio, Guarania, Gato y Malambo)はそれぞれ続けて演奏します。ラテンらしい哀調をたっぷりと含んだその音の美しさは格別でした。そして休憩。


後半はヘンティル・モンターニャのコロンビア組曲第2番です。これも第1楽章から第4楽章(El Margariteno, Guabina Viajera, Bambuco, Porro)まで続けて弾きました。コロンビアの各地に伝わる踊りのリズムなのでしょうか、パッシロ、グアビーナ、バンブーコ、ポロ、いずれもリズミカルで楽しい曲ばかりです。リズム感のよさ、音色の豊かさ、3年前よりまた格段に進歩していると感じました。撮影やドアの開け閉め、裏方として動き回っている耳の感想ですから、あまり当てにはなりませんが。

そしてプログラムの最後は、お待ちかねアタウアルパ・ユパンキ6曲(Melodia del adios, Los ejes de mi carretera, Canciones del abuelo, Llorand las ramas del viento, El adios, Cruz de sur)です。あのユパンキの歌声を彷彿とさせる音色でした。
熱烈な拍手にこたえてのアンコールは、フランシス・ミニョーネの「街角のワルツ第8番」きれいで可愛い曲です。まだ拍手が続いて、もうひとつ可愛い曲、ディレルマンド・レイズのSe Ela Preguntarが追加されました。


今回のリサイタルでチケットの売れ方に関して目立ったことは、まずホールの事務局での販売がいままでになく多かったこと。それから新聞を見てきたというお客さんが何組かいらっしゃったこと。山形新聞に今週(今月?)の美術館、ホールなどの催事を紹介する囲みがあるが、そこにセンプレの演奏が紅花祭りと一緒に載っていたのです。山形新聞といえば記者の方が取材に来ていたが、果たして記事になったのでしょうか。調べてみましょう。


ごくろうさん会は同じ町内の新しいイタリア料理店、"シャッタカ"にて。シェフは庄内のアルケッチャーノで修行をした人。残念至極なことにお酒が飲めるのはギタリスト谷辺昌央のみ。他の7人はすべてハンドルを握らなくてはいけません。やはりワインと食べるとこの料理はうまいという言葉を聞きながら、ひたすら水を飲んでいました。ハイ、ごくろうさんでした。

遠くは仙台、新潟からも何人ものお客さんにおいでいただきました。みなさんありがとうございました。



 


Posted by sempremaster at 16:44Comments(0)センプレ演奏会