センプレのスケジュール:  2024 1/28 第7回ギターとマンドリンの集い(終了)6/1 第20回山形県ギター合奏フェスティバル

2021年06月27日

秋と冬



   空気がすこし蒸し暑くなってきました。マスクが苦しい。ワクチンの効果はデルタ株に対しては弱いとか。終わりのない追いかけっこになりそうな予感がしますね。

   例会は休みなしに春夏秋冬をやってしまいました。まず春・夏。これは先週の復習です。復習といってもそう簡単にOKという段階には達せず、かなりの時間がかかってしまいました。家での練習が不足しているのかもしれません。練習の時から「このとき誰を見る」とかの動作もやっていないとその癖は身につかないものです。もう少しがんばらなくちゃ。

   やっと「赤とんぼ」に達しました。どの曲も多くの人が知っている歌です。弾く人も頭の中で唄いましょう。唄えば1、2、3などと数えずにすみます。

   時間をオーバーしてすこし長い打ち合わせ。できあがったチラシの配布先などを検討、分担を決めて解散。


   第31回センプレ演奏会「岡本拓也ギターリサイタル」。10月24日です。きょうは岡本さんのプロフィールを紹介します。

   千葉県出身です。 ギターを始めたのは10歳から。故平塚康史、篠原正志、ウィーン国立音楽大学(朴 葵姫さんや熊谷俊之さんの同窓ですね)のアルバロ・ピエッリ各氏に師事しました。同大学院修士課程を満場一致の最優秀成績で修了。歴史的演奏法をインゴマー・ライナー、リュート演奏法をルチアーノ・コンティーニ各氏のもとで学びました。これまで福田進一、大萩康司、松尾俊介、デヴィッド・ラッセル、ライナー・キュッヒル各氏のマスタークラスに参加して大きな影響を受けているそうです。

   2009年、GLC全国学生ギターコンクール、ジュニアギターコンクール、クラシカルギターコンクールなどで最優秀賞受賞。

   2010年、ヤマハ音楽奨学生、第9回千葉市芸術文化新人賞受賞。東京国際ギターコンクール第2位。また千葉交響楽団との「アランフェス協奏曲」共演でソリストを務めています。

   2016年から2017年にかけてオーストリア、ドイツ、チェコでの5つのコンクールすべてで第1位もしくは第2位を受賞しました。

   2018年、浜松市文化振興財団主催のアクト・ニューアーティストシリーズに出演し、また今日世界最高峰レベルのスペイン・アルハンブラ国際ギターコンクールにて第2位を受賞しています。

   2019年にはファーストアルバム「7つの指輪~Sete Aneis~」をリリースし、レコード芸術特選盤に選定されました。
   2020年カウンターテナーの中嶋俊晴のアルバム「私の好きな日々」共演。

   2021年にはギタリスト福田進一氏の若手ディスカバリーシリーズに取り上げられマイスターミュージックよりアルバム「One」をリリース。

   これまでにウィーン・フォーラム国際ギターフェスティバルをはじめ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニアやセルビアの国際ギターフェスティバルに招待されマスタークラスやリサイタルを行っています。 ソロや室内楽の他、2015年結成したギター四重奏「タレガ・ギターカルテット」(松田弦・朴葵姫・徳永真一郎・岡本拓也)の一員としても活動範囲を日本全国に広げております。
 


Posted by sempremaster at 10:46Comments(0)練習日記
 

2021年06月20日

6月の指導日



   東北地方もついに梅雨入りしました。といってもきょうの日曜日は晴れていますがね。いつも思うことです、サクラが咲き始めたとか、梅雨入り宣言とか、なにか意味があるのでしょうかしら。6月ころに雨が降り続けば「あゝ、梅雨に入ったんだ」と思うでしょうし、サクラが咲いたら春だなと思う。それでいいじゃない。「父の日」に届いたひまわりです。お花のプレゼントをもらったのは初めてじゃないかな。

   さて昨日の例会は駒澤先生の指導日でした。久しぶりに個人指導も。いぶさんはカルカッシ練習曲の最後に近い24番。だんだんとむずかしくなってきて、単に演奏技術だけでなく、解釈や発想の注文もついてきます。jfkさんは6番。音が切れ切れにならないように、押弦を持続する。移動することを予測して指の準備をしておくことなどでしたかな。

   合奏に入ったところでお客さんです。南陽市芸術祭の舞台監督のSさんが練習の様子を見に来てくれました。きょうの練習は「春」と「夏」です。「朧月夜」と「夏の思い出」。音量、テンポ、フェルマータやリタルダントの扱い方などについて細かい指摘がありました。なるほどと納得することばかり。たとえば"rit"などは自分で思っている以上に変化を付けなくては聞く人に伝わらないのだなといまさら感得。強弱も同じこと。Sさんから会場の設定や時間(30分)の使い方などの詳しい説明がありました。マイクを使わなくても十分に音は通りそうです。

   残る時間で「コンドルは飛んで行く」をおさらい。他の候補曲はむずかしいということで、どうするか、ペンディングです。新しい曲へと進みたがる傾向を我慢して、まだまだ未完成と思われる曲をさらに深める方がのちのち財産になるのかもしれません。


   まもなくフライヤーができあがってきます。お近くで見かけたらすぐにメールや電話をお願いします。極力対面での販売を控えています。メールはチケット専用の tckt_sempre@yahoo.co.jp、電話は 0238-48-2833 です。

   岡本拓也さんについて、福田進一さんは次のように書いています。「岡本拓也は、さらに先の時代を歩むギタリストだと言えよう。そのことは、録音プログラムにも反映されており、そこにはクラシックの定番楽曲から、パリエール、カラハンといった未知の作曲家、さらにジャズ・フュージョン系のメセニーまで、様々なスタイルの音楽が並んでいる。これら「よい音楽」には実は新旧も国境もない、と同時にクラシックギターでなければ実現できない深い音楽でもある。」(CD"ONE"の帯から)
 


Posted by sempremaster at 10:34Comments(0)練習日記
 

2021年06月13日

課題



   山に咲く花がだんだん少なくなってきました。ハリエンジュは終わってしまったし、ヒメサユリもヤマボウシもすこし色褪せてきました。これからは緑がどんどん濃くなって鬱陶しいくらいになってきます。

   先日中止になった駒澤先生の指導日、19日に復活しました! 指導なしではどうにも進めないセンプレです。そこでせめてセンプレとして取りかかりたい曲を決めようということで協議。先週一応取りかかりかけた「コンドルは飛んでゆく」とそれほどジャンルの離れない曲をやるならと、ウエストサイド物語から「I Feel Pretty」を選びました。

   気持ちが整ったところで始まりは南陽市芸術祭のおさらいです。芸術祭のテーマは「桃源郷・四季彩祭」。センプレは入り口近くのエントランスホール(交流ラウンジという)での演奏です。すぐ外のガラスの向こうでは小学生の太鼓演奏があるそうです。テーマに沿って四季——朧月夜、夏の思い出、赤とんぼ、雪の降る町を——の4曲。きょうの例会では春と夏を細かく練習しました。ようやく拍子があってきましたのでこれからは表情をつけます。

   そこで上記の協議があり、El Condor Pasaのパート(1st-jfk+ryu、2nd-いぶ、3rd-ham、4th-えぶ)を割り、すこしだけ通し練習。冬のことを考慮するとhamのパートがひとりというのはちょっと気になります。この曲、すこし拍数のおかしなところと、演奏方法の不明な部分があります。出版社に質問を投げかけていますが、果たして返事が来るものかどうか。なにしろ海の向こうだからね。



   この秋の第31回センプレ演奏会の概要が決定しました。まもなくチラシができあがります。この夏以降のコロナウィルスの状況がどのようになっているのか、皆目分かりません。とはいえ進まないわけにはいかない。7月からチケットを販売いたします。対面の販売はなくメール、電話でのご注文形式になります。
 


Posted by sempremaster at 10:19Comments(0)練習日記
 

2021年06月06日

選曲



   しばらく晴れの天気が続いています。しかし朝と昼の温度差が大きい。この季節の花といえばヒメサユリでしょうか。ノアザミもありますね。


   昨日は2週間ぶり、いや1ヵ月ぶりの例会でした。インターネットを使って曲選びをするということは、思った通り老人たちには無理で、曲が送られたあと意見の出し合いなどはなく、みな押し黙ったいるだけ。というわけではなくお互いが同時に同じ楽譜を見ているという状況が作りにくいのと(ネット環境の問題と、ズームなど新しい手段に対する知識の欠如が原因)、その場で弾いてみるということもやりづらいし、ましてや譜を見て正しくメロディーをつかむなどという技もなく、案の定不可でした。それぞれが目を通して「これならいける」とか「これが好き」などといった思いは伝えられると思ったのですが、これもうまくいきませんでした。われわれには顔を見てプリントを見ながら相談するのがいちばんのようです。

   
   というわけで駒澤先生にあらかじめ曲を送ることもできず、こちらの意図をはっきりと伝えられず、指導はお流れ。

   
   直近で開催の決まっている南陽市芸術祭(9/4)の準備から始めました。これは昨年の企画が持ち越されています。新しくえぶさんが参加したのですこしだけパート移動があります。えぶさんが第2パートに入り、hamが第3、第4に移動します。耳にはしていても弾いていなかったパート。なかなかに新鮮です。センプレに与えられたテーマは「四季」ですので、春=朧月夜、夏=夏の思い出、秋=赤とんぼ、冬=雪の降る町をの4曲。なお冬のうたは鶴岡が舞台だそうですよ。2週間の自宅練習がありましたから、ほぼ想い出せたと思います。

   


   今後の練習用の曲として残っているのは、未完成の「トルコ行進曲」、ryuさん推薦の「コンドルは飛んで行く」、その他 ”I feel pretty"、"La vida breve"、「不良少年」のいずれか。いちばん取りかかりやすいコンドルをすこしだけ合わせてみました。


   中旬には「岡本拓也ギターリサイタル」のチラシができあがってきます。コロナやら、オリンピックやら、いまから3、4ヵ月先のことすら見通せない。物事のやりにくいことこの上ない。


    


Posted by sempremaster at 11:20Comments(0)練習日記