センプレのスケジュール:  2024 1/28 第7回ギターとマンドリンの集い(終了)6/1 第20回山形県ギター合奏フェスティバル

2012年10月08日

ご来場ありがとうございます!

ご来場ありがとうございます!「安田梨香・近藤史明デュオリサイタル」(センプレ演奏会第22回)は無事に終了しました。ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。
暑くもなく寒くもなく、ちょうどよい季候でしたので、今回は遮光カーテンを全開の状態で外の景色を眺めながら演奏してもらいました。演奏された順にしたがって写真を掲載します。

まず1曲目はピアノとギターで、M.C.テデスコ作曲「ファンタジア」。テデスコが A.セゴビアの3回目(?)の結婚を祝して作曲したものだそうです。音量の差のある二つの楽器がちゃんとマッチしているのに驚きました。

ご来場ありがとうございます!ここでいったん安田さんは退場です。近藤さんのギターソロはイサーク・アルベニスの組曲から2番「グラナダ」、作品202の「マジョルカ」、ふたたび組曲から3番「セビーリャ」でした。地中海に浮かぶマジョルカ島はアルベニスが幼少の頃休暇に訪れた土地だとか。

ご来場ありがとうございます!休憩のあとは安田さんのピアノソロです。ローベルト・シューマン作曲「子供の情景全13曲」。有名な「トロイメライ」がちょうど中間にあるということを初めて知りました。日ごろはどの辺にあるかなんて考えて聴きませんものね。そういう雑学もまた楽しいものです。おとなのための曲「子供の情景」を時に優しく、ときに激しく、思いをこめて弾いてくれました。

ご来場ありがとうございます!演奏会最後の仕上げはホアキン・ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」です。近藤さん自らの解説によると、第2楽章にはスペイン市民戦争で息子を失ったロドリーゴの心の内が表れているそうです。

アランフェス協奏曲の演奏中はしわぶき一つも聞こえず、演者も聴衆も集中しているのがひしひしと感じられました。そして終わった瞬間は盛大な拍手がわき起こりました。素晴らしい演奏でした。休憩を含めて1時間50分近くの演奏会はこうして終わりました。

興奮冷めやらないお客様を送り出して記念撮影。
ご来場ありがとうございます!全員満足そうな顔をして喜んでいますね。

打ち上げは長井の農家レストラン「なごみ庵」です。トリの唐揚げが実は麩のフライだったり、肉団子と思えるものがおから団子だったり、実に工夫に富んだ料理ばかりです。いい加減お腹がくちくなったところで出てきたのが、美味しい豚汁。新米のはえぬきおにぎりでいただきました。若い演奏者たちの健啖ぶりがみていて気持ちよかった。
お客様も演奏者もみんな笑顔で気持ちのいい演奏会でした。

来週は枝松講師の指導日です。



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Posted by sempremaster at 15:41│Comments(2)センプレ演奏会
∴ この記事へのコメント
お出でいただき、本当にありがとうございました。記念写真、みんな笑顔でしょう。お帰りになるみなさんの笑顔と同じです。
Posted by sempremaster at 2012年10月08日 18:33
素晴らしいコンサートでしたね。
家内も「来て良かった」と喜んでいました。
ギターとピアノのデュオは、初めて聴きました。
「無理があるんじゃないか」という心配は無用でしたね。
アランフェスは、特に聴き入りました。

トロイメライのことも、楽しみました。

ありがとうございました。

花の種の方、家内も喜んでおりました。
こちらもありがとうございました。
Posted by かつのり at 2012年10月08日 18:10
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