熊谷俊之ギターリサイタル

sempremaster

2015年07月12日 07:12


梅雨明けを思わせるほぼ快晴の一日。熊谷俊之さんのギターリサイタルが開催されました。ちょうど町は「紅花祭り」の開催期間。会場のエントランスには鉢植えの紅花が並んでいました。
不安のうちに準備を進めていると、開演1時間前からぽつぽつとお客様が現れ始め、やがて当日券を求める人、すでにCDを買い求める人まで出てきました。


開演時間が来たところで、いきなりバッハのリュート組曲のプレリュードからジーグまで6曲が演奏されます。熊谷さん、ウィーンではいかにしたら美しい音を引き出せるかにこころを注いできたそうです。東京国際での熊谷さんの演奏を聴いた経験のある人(この方CDを聴いて使っている楽器を当てられるほど耳がいい)は「ばつぐんに音がきれいになった」とおっしゃっていました。随所に入れるトークも内容豊かで曲の理解を深めてくれます。

やまない拍手に3回も引き戻されてようやく終了。休憩も含めて2時間の演奏会でした。



ちょっとアクセスの不便なホールですが、遠くからも多くに方にお出でいただきました。特に合奏連盟のメンバーのみなさん、ありがとうございました。走り回っていてご挨拶もできず失礼をした方も多かったと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。
センプレのような小さな団体が、一年に一回とはいえ、演奏会を主催しようというのですから、こうしてみなさんに助けてもらわなければうまくできるわけがありません。これからもよろしくお願いいたします。

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