「パクキュヒギターリサイタル」

sempremaster

2020年11月23日 15:40



昨11月22日 白鷹町のアユームで「朴 葵姫ギターリサイタル」が開催されました。三たび新型コロナウイルスの大きな波が押し寄せてきてハラハラしましたが、幸いに大きな問題もなく無事に終えることができました。ご来場のみなさま、会場関係者のみなさまのおかげです。心から感謝申し上げます。当たり前のことが当たり前に行える。そんなときが一日も早く戻ってくることを願っています。
ハラハラといえば、昨日の8時半過ぎ、福島と米沢の間にある峠で、落ち葉のため車輪が空転し、列車が動けなくなっているというニュースが入ってきました。何本かの新幹線が運休になったとか、山形に向かわず仙台に行くとか、情報が錯綜しました。幸いキュヒさんの乗った列車は運休列車の合間を縫って、奇跡的に時刻どおりに到着しました。一時は福島まで迎えに行くか、仙台だったらとうてい間に合わないと気をもんでいたところでしたので、一同ホッと胸をなで下ろしました。




プログラムはソルの練習曲Op. 6-11に始まり、これで聴衆からはため息。そしてタレガ、アルベニス、グラナドスとギターの名曲が続きます。グラナドスの「詩的ワルツ」が終わったところで休憩。大きなガラス戸をすべて開放して空気の入れ換え。あっという間に会場が冷えてしまいました。
長井市の施設でチラシを見てきたというお客さまは、永らくフランスにお住まいの方で「フランスではチケットも手に入れられない"Kuhee Park"が聴けるなんて!」とよろこんでいました。
 今回はCDの販売もサイン会もなく、ちょっとさびしい幕切れでした。終了後はゆっくりと退出していただきました。


 列車の時間まで軽く食事。こんなふうに離れての会食です。キュヒさんは前日に続いてのコンサート。そして日帰りという強行軍でした。休むひまもなくリハがあるとか。電車の中でたっぷりとお休みください。
第30回センプレ演奏会の様子でした。

関連記事