センプレのスケジュール: 2025年 6/14 第21回ギター合奏フェスティバル 11/16 小暮浩史ギターリサイタル」
2020年09月13日
ワルツ

窓を開けて風を入れれば冷房は要らないようになりました。この日は曇り。金曜日は南陽は激しい雨に襲われたそうです。なんだか「警報」が出ていたほどでした。ほんとにこの夏の気候はおかしい。毎年のようにこんな天候になるとしたら、日本は住みにくい国になってしまいますね。
さて駒澤先生の指導日はいつものように個人レッスンから始まりました。jfkさんはひとつ進んで、カルカッシ25の練習曲から第6番。指導の中心は音がぼつぼつ切れないように弾く技術でした。次の音までできるだけ音を持続させる。別の弦に行くのであれば次の音が出るまで前の指を離さない。
到着順で次はわたし。前回に続いてコストのワルツです。音楽的な表現の方法、メトロノームのような正確なリズムだけではいけない。またフェルマータは、それが記してある音ばかりではなく、それより前からテンポを落としていく。要するに「うた」の表現ですね。音楽性豊かに弾くことです。これが実にむずかしい。たとえば自分の演奏を録音して聞いてみるといろいろ修正点が耳につきます。しかし弾きながらではなかなか指令が指に届かない。毎回指導日は自分の下手さを思い知らされるばかり。
いぶさん、前回与えられた課題曲とカルカッシの24番。危なげない演奏でした。(わたしの復習であまりよく聞いていなかった。)
最後はryuさんです。カルカッシ4番。音がきれいになってきました。一部高いところから下りてくるところでテンポが定まらない点があり何回も練習していました。
10年以上も前のこと、「庄内国際ギターフェスティバルin響」のマスタークラスを聴講した折、当時まだ小学生だった藤本高輝さんがワルツを弾きました。マエストロはオスカー・ギリヤ。第一声は「君はダンスができるかね?」でした。ワルツは踊りの音楽だ。踊れないとワルツは演奏できない……。そのときワルツに限らず、西洋の踊りの伝統を身体で感じていないことは私たち日本人のもっとも大きな弱点であるように感じました。
ここで休憩。おやつはyの変わりくず餅。

残る30分で「浜辺の歌」と「白い恋人たち」を初めて披露しました。どちらもろくに合わせていない曲です。自宅学習が効果を発揮しているのか、2、3回でなんとかサマになってきました。
ことしのすべての演奏機会が中止になってしまい、イベントの趣旨に合わせて選曲してきたものも、私たちの財産にはなるものの発表する機会を失ってしまいました。つぎのイベントにふさわしい曲を選ばなくてはなりません。いずれ相談会をしなければならないですね。

演奏会などの入場者制限が解除されるかもしれない可能性が出てきました。様子を見まもっています。「朴 葵姫ギターリサイタル」おかげさまでペア券はあとひと組となりました。新型コロナウイルスの影響なのか、それともまだ2ヵ月以上も先のことだからなのか、チケットの売れ行きがすこし遅いようです。朴 葵姫さんが東北で演奏するのは滅多にないことです。庄内のギターフェスティバル以外では、最近では宮城県のバッハホールまででした。またとない機会ですからぜひお出かけください。
Posted by sempremaster at 10:37│Comments(0)
│練習日記