センプレのスケジュール:  2024 1/28 第7回ギターとマンドリンの集い(終了)6/1 第20回山形県ギター合奏フェスティバル

2018年07月28日

サバはB 



朝から不穏な風が吹いています。上空は晴れているのに木々がザワザワと揺れて、葉裏が見えるほど吹かれています。しかし空気は乾いていて蒸し暑くはありません。


白い花はなんでしょう? アジサイかとも思えるのですが、微妙に違うような、全部白というのもヘンです。そしてヤブカンゾウ。耳にはヒグラシとアブラゼミ。これで役者が揃ったようです、

さてきょうも全員が揃って、次のイベント ー ワトワ祭りに向けての練習です。第6協奏曲の2、3楽章。2はすでに何回か練習していますから主に第3楽章。ようやく最後まで弾ききって、次回からはパート譜を使っての通し練習です。

休憩中は打ち合わせが話の中心になります。最近は練習会場がいろいろと変わるので、11月の南陽芸術祭までの練習会場の確認です。それから来年のセンプレ演奏会の招聘ギタリストをどなたにするか、時期は・・・・・・と久しぶりに事務的な内容でした。

残り時間(20分くらい)は2種類あるサバの女王のうちどれを選ぶか、先週はAを弾いてみましたらから、今回はBを合わせてみました。そして、結論としては、Bの方が低音のリズムに乗りやすいこと、構成やメロディーが分かりやすいこと、Aはよほどうまく弾かないと間違っているのではないかと思われるようなむずかしい重ね合わせがあること、などの理由からBになりました。


家に帰るころには南から東にかけて怪しげな雲が広がり、そして暗くなってから雨となりました。風はやんでシトシトという感じの雨です。猛烈な豪雨が来たら・・・・・・と心配していたところでしたので、ホッとしています。
 


Posted by sempremaster at 21:07Comments(0)練習日記
 

2018年07月21日

第3楽章 プレスト



暑さは当分去ってくれそうにありません。ただのんきに移動しているだけでこんなにしんどいのですから、このたびの水害に遭われた人たちはどんなにかつらいことだろうと、暑い、暑いと思うたびに考えてしまいます。
さてきょうの例会は、実に久しぶりの会場、南陽市労働者総合福祉センター、通称ワトワ会館です。ちょっと狭いのが難ですが、冷房は効いていて快適な音楽室です。
全員が揃ったところで、第6協奏曲の第3楽章、prestoの練習から始めました。思わぬところでになったり、になったり。もっともっとあざとくやらなければならないようです。ということはforteをもっと大きくか。汗が出るなぁ。
残り少なくなったところで休憩。yのあんパン。いぶさんのクッキーは来週に持ち越しにしました。
あと10分という時間になって、さらにもう一押しと、サバの女王のおさらい。サバの女王にはA(佐野編)とB(東条編)の2種類があります。Bは比較的分かりやすい感じ。Aはうまく弾かないと失敗作に聞こえる危険性あり。Aをやったところで10分オーバー、そこで解散しました。
夕方雷雨があるかもと、窓を閉めて出かけた家は猛烈な暑さ。1時間たっても熱気が抜けません。夏がこんなに暑いことは想定しておらず、冬向きに建てた家はエアコンもなく、ちょいと苦しいです。

来週は梨郷公民館です。 


Posted by sempremaster at 19:17Comments(0)練習日記
 

2018年07月14日

4 3 4



お暑うございます!なんだか年々暑くなるような。年齢を重ねるごとに暑さが応えます。きょうの例会は梨郷公民館。もちろん冷房はきちんと効いていますが、エアコンの風というのがくせ者。座っている場所によっては耐えがたくなることもあります。そんなこんなでなかなかスタートが切れませんでしたが、とにかくこれからの課題をということで、調和と霊感の協奏曲第6番、第3楽章からはじめました。
約1時間、楽譜にして3段くらい。なんとたいへんなことでしょう。1パートを複数で担当していると、仲間といっしょの時はできたような気がします。仮にひとりが抜けてほかのパートを応援したりして、独りでやらなくてはならなくなると、途端にできなくなる。音符や休符の長さが不安定になってしまうのです。ふだんは仲間の音を頼りにして弾いているわけですね。これはどうやったら克服できるのでしょうか。
新しく挑戦する曲として、「サバの女王」(ミシェル・ロラン)を試してみます。You Tubeで検索すると「あ〜なたゆ〜えー」という歌詞がやたら出てくるアレです。やたらと出てくるのはほかにもあります。運指上の434、つまり左手の小指と薬指を使って、ミレミとかラソラとかをスラー無しで早く弾かなくてはならない。それを弦を変えて連続させなければなりません。ゆっくりならなんとかなってもある程度の速さでしかも歯切れよく弾かなくてはならないとなると、結構なストレスです。この前奏がうまくいかないと続いて出てくるメロディーが冴えないことになってしまいそう。すっかりくたびれて、長続きしませんでした。自宅練習が山ほどありそうです。

さて来週は久しぶりにワトワ会館です。ワトワといえば、恒例のワトワ祭りが9月にあります。センプレの持ち時間は20分だそうです。 


Posted by sempremaster at 22:41Comments(0)練習日記
 

2018年07月02日

宮下祥子ギターリサイタル & 例会



7月1日。あっという間にその日を迎えてしまいました。朝は辺り一面の霧。すごい湿度です。どんな一日になるかとこの先が思いやられました。家を出るころには霧もはれて、地平にはすでに入道雲が発達しています。日曜日のこととて道はすこし混んでいるようでしたが、12時半過ぎにホール到着。できるだけ日陰を探して歩きたくなるほどの陽射し。
さっそく受付預かり分の確認、残券の回収。今回の特徴は会場であるあゆーむでの販売が増えたこと。わざわざ会場まできて購入してくれたということは白鷹在住の人たちなのであろうか。回数を重ねるごとに入場者が増えていくのはうれしいことです。
第1部。19世紀ギター(ルネ・フランソワ・ラコートモデル)での演奏。ヨハン・カスパール・メルツの吟遊詩人の調べより「マルヴィーナへ」から始まりました。小ぶりの楽器から柔らかな、それでいてたっぷりと重量感の感じられる音が流れ出しました。ていねいな解説をはさんで、フェルナンド・ソル「悲歌風幻想曲」、J.S.バッハのアヴェ・マリア、リュート組曲第4番プレリュード、そして再びソルの魔笛の主題による変奏曲。かの時代の演奏はこのような音であったのだろうかと、モダンギターにはない音色を楽しむことができました。ソルが大好きでパリに行ってもソルの滞在していたホテルに泊まるほどの宮下さんです。


モダンギターに持ち替えての第2部。フランシスコ・タレガの「アルハンブラの想い出」からスタートしました。同じアルハンブラにあるヘネラリーフェをうたったロドリーゴの「ヘネラリーフェのほとり」.いずれも水の流れ落ちるさまを思わせる曲です。そして大陸を南米に移して、アグスティン・バリオスの「大聖堂」。それぞれの情景が目に浮かぶような演奏でした。
そして演奏会最後の2曲は日本の作曲家のもので、山田耕筰の「この道」、佐藤弘和さんの編曲です。そして藤井敬吾の「羽衣伝説 〜 沖縄の天女伝説」。わたしなどが説明を受けてもまったく理解できない調弦での演奏です。沖縄の伝統音楽の旋律、そしてどうやって発音しているのかギターとも思えないような音色で奏でられるメロディー。長い長い演奏でした。
アンコールは2曲。タンゴ・アン・スカイと誰もが知っている禁じられた遊びのテーマでした。


このような演奏会を主催する側としては、終わったあと様々な好意的な感想をいただくことに勝るご褒美はありません。みなさん、よかった、よかったとおっしゃってくださいました。うれしいことです。


いつものように記念撮影。表はまだむっとするほどの熱気です。


きょうはシェフが直前まで外の催事に出ていたために、私たちだけの貸し切りとなりました。野菜たっぷりイタリアンを楽しみました。
家に帰ると空一面に星が輝いていました。

あゆーむまで足を運んでくださいましたみなさま、宮下さん、ほんとにありがとうございました。  続きを読む


Posted by sempremaster at 21:38Comments(0)練習日記センプレ演奏会