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2017年06月24日

調和の霊感



東北もついに梅雨入りしました。梅雨入りしたとはいえあまり雨は降っていません。きょうなどはすっきりとはいきませんが、晴れて陽射しが暑い。6月最後の練習会場は梨郷の公民館です。さすがに冷房を使用しました。いくつか新規練習曲が提案されるものという期待は裏切られて、結果はゼロ。散会間際になっていぶさんから「コーヒールンバ」が出ただけ。来週、駒澤先生を加えて検討することになるのは、ヴィヴァルディ「調和の霊感から協奏曲第6番」、ヴァイスの「チャコネ」そして先ほどのコーヒールンバになります。
手許にあるのはヴィヴァルディのみということで、さっそく練習。ところでどうしても気になってこの「調和の霊感」とはどういう意味なのか調べてみました。その結果いちばんしっくりきたのはこれ。

「調和の霊感」とは、Armonico(調和ないし音楽)のEstro(インスピレーション)の意味で、「新しい音楽のインスピレーション」と言って良く、伝統の束縛から脱して自由な想像力の飛翔を目指したものだ。(さわかみオペラ芸術振興財団のウェブページから伊藤宏一氏の記事)

これならよく分かります。ヴィヴァルディとしては新しい音楽をめざして12曲の作品を書いたわけですね。



正味1時間ほども練習した後、休憩。先週に引き続いてryuさんの畑で採れたさくらんぼです。1週間で甘さも柔らかさも一段と進んでいました。ごちそうさまでした。ryuさん、さくらんぼ相手の闘いで少々おくたびれのようです。

きょう感じたこと。初めに設定した速さを確保することはたいへん難しい。たいていはだんだんと早くなります。たとえば音譜作成ソフトを使って機械的に演奏を再現した場合、確かに速さは正確だが、まったく面白味がないのはどうしてでしょうか。単に速さが正確であればいいというものでもなさそうに思えます。音楽性といって片付けてしまえばそれまでですが、もう少し分かりやすくどなたか解説してくれませんかねぇ。

来週は駒澤先生の指導日です。場所は長井に戻ります。



「益田正洋ギターリサイタル」まで残り1ヵ月を切りました。7月23日の天気はどうか、暑さはいかほどかなどいろいろと気がもめてきました。
 


Posted by sempremaster at 22:13Comments(0)練習日記