センプレのスケジュール:  2024 1/28 第7回ギターとマンドリンの集い(終了)6/1 第20回山形県ギター合奏フェスティバル

2017年02月25日

kanon



空の青が美しい土曜日! とはいっても水、木と吹き荒れた風と雨というおかしな天気で、あちらこちらに大きな吹きだまりができていたり、また雪が重くなったりしたために、除雪は大変だったようです。きょうは大丈夫と下りていったらまだ半分もいかないうちに除雪車に追いついてしまいました。半分眠りながら1時間半もかかって道路に出る始末。
kさんは家の用事で、jfkさんは地域の神社のしめ縄作りで欠席です。いぶさん、ryuさん、わたしの3人。アルルと宵待草はryuさんかわたしのどちらかが第3パートの代役をできますが、3つの日本古謡は急には無理です。残り30分というところでいぶさんと二重奏の練習。家で練習してきたテレマンのカノンを初めて合わせてみました。3回目くらいで相手の音が聞こえるようになり、余裕も出てきました。なんとかなるでしょう。
日光金谷ホテルのクッキー(いぶさんのお土産)は来週に廻すことにして、お茶と小さなチョコレートの包みで我慢。


ずいぶん日が長くなりました。明るいうちに帰れるのは嬉しい。しかしこれからは雪道は融けてユルユルになり、スタックしやすくなります。きょうもすこし危ない場所がありました。金星がきれいに見えるなどと思いながら帰宅。クルマから降りて空を見上げたら、金星どころか全天が星。圧倒的な沈黙で光を降り注いできます。そういえば2年前だったか、空ばかりに気をとられて階段を下りていたら、滑り落ちて左のあばらの一番下をしたたかに打ちました。こんな老人を魅惑するほどこの時期の星空は美しい。

来週はもう3月。駒澤先生の指導日です。
第27回センプレ演奏会。「益田正洋ギターリサイタル」は7月23日、日曜日です。題して(勝手に)バロックから近代まで。これでもかこれでもかとギター音楽の定番を弾きまくります。益田さん、違ったらごめんなさい。 


Posted by sempremaster at 22:28Comments(0)練習日記
 

2017年02月18日

なだれ



きょうの例会は約1時間遅れの参加でした。理由はこれです。あと少しで山道が終わるというあたりで雪崩が通せんぼしていました。一昨日には除雪車が走っていたのですから、きのうの異常な暖かさで崩れたんだろうと思います。急な斜面の上の方を見ると土が見えていましたから、ちょっとした底雪崩です。13年にして初めての経験です。


30分後に救援が来てくれました。除雪のKさんはこのあと用があるそうで、帰りに上の方で動けなくなったら電話くださいとのこと。上には結構深い吹きだまりがいくつかあります。下ってくるのはなんとかなりましたが、少しでも融けたら登りはどうかしら。

例会参加者は3人。ryuさんが急遽サードにまわって、アルルの女のメヌエットをやりました。つっかえつっかえでもなんとか全部を演奏することはできましたが、途中歩いたり、止まったりで完走はしたものの、びりっけつという感じでした。おやつ(yの干し柿)を食べたらもう時間。

雪は降ってもさすがに2月も中旬過ぎ、水分を多量に含んだ雪で、ちょっとでも陽射しがあるとすぐにしぼんでいきます。日が昇るのも早くなり、暗くなるのも遅くなりました。もうすぐ春ですね。春になったら本格的に動き出します。7月の「益田正洋ギターリサイタル」のチラシ作りからスタートです。
 


Posted by sempremaster at 22:05Comments(0)練習日記
 

2017年02月12日

パンク



昨日、さて出発とクルマのエンジンをかけた途端に電話が鳴りました。山道の途中で除雪車のタイヤがパンクして立ち往生してしまい、応援の車を呼んだが、坂が急すぎて上れない。道をもう少し除雪してからの救援になるのできょうの通行は無理とのこと。というわけで例会参加は中止。ご報告することもありません。
そこで7月のセンプレの演奏会についての宣伝をいたします。今回は益田正洋さんのプロフィール。益田さんのホームページからコピーします。ちょっと長いですけれどお許しください。

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益田 正洋 (Masahiro Masuda)
クラシックギタリスト

1978年、長崎県・長崎市生まれ。幼少時に両親の手ほどきによりクラシックギターを始める。長崎大学経済学部を卒業後、2001年ジュリアード音楽院修士課程にてアメリカのギタリスト、S.イズビン女史に師事。これまでに福田進一、藤井眞吾、O.ギリア、M.バルエコ、D.ラッセル (敬称略)などの著名なギタリストにも指導を受ける。

89年、第20回クラシカルギターコンクール入賞。当時審査委員長を務めていた作曲家、(故)伊福部昭氏より審査員特別賞を授与される。翌年第21回同ギターコンクールにて史上最年少(12歳)で第一位を受賞。また92年、東京国際ギターコンクールにても入賞。加えて03年にはシカゴにて行われた国際ギターコンクールにてファイナリストに選ばれるなど、国内外でも数々の賞歴を重ねている。

1991年の地元長崎でのデビューリサイタルを皮切りに演奏活動を開始。ソロギターのみならず他楽器の演奏家、オーケストラとの共演も多く、さまざまなガラコンサートや音楽祭等での客演、公開レッスンなども行う。2001年にはロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのギターコンチェルト・ソリストとして、ニューヨーク・リンカーンセンターにて海外デビュー。J.デプリースト(元東京都響常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーと共演。最も有名なギターコンチェルトであるアランフェス協奏曲を好演する。

2009年には優れた若手演奏家をフィーチャーする(財)東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C(ビートゥーシー|バッハからコンテンポラリーへ)」に招聘されギターソロリサイタルを成功。ディズニー・オン・クラシックの日本ツアーにもゲストギタリスト演奏家として参加し、全国30か所の公演を行う。また2012年秋には世界的なクラシックギター製作家J.L.ロマニリョス氏に招聘されたことをきっかけに、スペイン演奏ツアーを行い、特にマドリッド王立音楽院でのギターリサイタルは絶賛を受ける。
近年では、美術史家の川瀬佑介氏とのコラボレーション「音楽と美術を楽しむコンサート“クラシックギターと絵画の交わるところ」を全国各地で開催。クラシック演奏会の新しい価値、楽しみ方を提示する斬新なプロジェクトとして注目を集めるなど、その意欲的な活動は多岐にわたる。

バロックから現代に及ぶ幅広いギターのレパートリーによる演奏は常に好評を獲得。発表したCDは約20枚(2015年6月現在)におよび、95年発表の「21世紀への鼓動~」を皮切りに、2005年には近現代のクラシックギター作品を集めた2ndアルバム「プログレッション」が、2006年の古典・ロマン派のギター作品集「カンタービレ」が、2007年3月の邦人ギタリストとして初めてのパガニーニの盟友L.レニャーニ・36のカプリスを全曲収録した「36のカプリス」、20世紀の巨匠ギタリスト、セゴビア没後20年に寄せた5枚目のアルバム「セゴビアへのオマージュ」、H.ヴィラ=ロボス没後50年に合わせ発表した「ヴィラ=ロボス・ギター作品集」、2010年はクラシックギターのための「ソナタ集」と「バッハ・オン・ギター」の2枚を、2011年には「アンダルシアの風景」、続けて2012年には「カタルーニャ」をリリースするなど、月刊誌・レコード芸術にて特選盤として紹介され、さらにデビュー20周年記念「ベスト盤」も発売。2013年には廃盤になった1stアルバムがリメイクされ、最新CD「ソナタⅡ」をリリースするなど読売新聞、東京新聞、婦人公論など各メディア、ギター専門誌”現代ギター”からも支持を集めている。

クラシックギター協奏曲や室内楽を通しての他楽器との共演による評価も高く、クラシック音楽普及の為のアウトリーチ活動も行う。まずます精力的に活動を続ける、日本を代表する実力派クラシックギタリストである。


ご両親、弟さんもギタリストですね。「益田正洋ギターリサイタル」は7月23日(日)2時30分開演です。場所はいつもの白鷹町文化交流館「あゆーむ」です。詳細は来月末頃の発表予定です。
 


Posted by sempremaster at 10:24Comments(0)例会、発表会以外の事項
 

2017年02月04日

3つの日本古謡



木曜日に吹き荒れた吹雪(ブリザードと呼ぶべきか)で吹きよせられた雪は、ひと晩の降雪量にしては並のものではなく、おそらく7、80センチはあったのではないかと想像しております。わずか1キロの道を除雪するのにドーザーで1時間半くらいもかかっていました。しかし2、3年前と比べればこの雪の壁はまだ低い方です。というわけできょうも遅刻。
カルカッシの練習もそこそこに合奏の指導をお願いしました。残り1時間というところで「3つの日本古謡」をみてもらいました。この曲は速さやリズムの変化が多いのですが、いままでは練習で共有した速さでなんとなく合わせていました。しかしそれではどこかで何かが間違えると、きれいに音をそろえることは困難になります。そこできょうは徹底的に指揮者、つまり第1パートの合図を矯正することになりました。映像などで見ると、ちょいとあごをしゃくるだけで全員が一斉に弾き出したりします。しかしこれが、やってみると意外に難しい。「いまだ!」と分からせるようにアゴを振ることがこんなにも難しいとは。いぶさん苦戦をしていました。
4時半を過ぎたところで休憩。あとの2曲は手もつけられませんでした。


特筆すべきはきょうのおやつ。先週のキャロットケーキに引き続いて、きょうはチーズケーキでした!jfkさんの奥さまのお手製です。jfkさんが「家内のお得意は、これとこれです」などと話したものだから、奥さまは作らざるを得なかったということです。ごちそうさまでした。チーズケーキとコーヒー、近年にないおやつでした。



F.ソル「魔笛の主題による変奏曲 op.9」、M.ジュリアーニ「大序曲」、H.ヴィラ=ロボス「5つのプレリュード」、E.グラナドス「スペイン舞曲より」」・・・・・・。7月23日「益田正洋ギターリサイタル」のプログラムの一部です。益田さんによるとバロックから近代まで幅広いプログラミングになるそうです。どうぞご期待ください。
 


Posted by sempremaster at 21:47Comments(0)練習日記